かたぴ
いきなりですが皆さんに一つ質問です。
今住んでいる家は賃貸ですか?
それとも買った家でしょうか?
俺は今賃貸の家に暮らしており、今後も当面の間は賃貸で暮らしていくつもりです。
つまり、家を買うつもりはない、ということ。
俺は今渋谷に賃貸で住んでいるのですが家賃はなかなか高いです。
↑の職住近接の記事がよく読まれてまして、それを読んだ学生時代の友達と会うとよく言われるんですよ。
「そんなに家賃払ってるなら住宅ローン組んで家買ったほうが良くない?」
というように。
確かに一理ある。
賃貸だといくら払ったところで自分の所有物にはならないわけですから。
ただ・・・家を所有する必要もないかな、というのが率直なところ。
確かに学生時代の頃は将来家は買うもんだと思ってました。
ただ、ブログを書き始めるようになってから多くの人の考えに触れたり本を読むようになったりして、家は買わないという考えに変わりました。
利点もあるけどやはり縛られるものが多すぎる、そう感じたからです。
なぜそう思うのか?
以下で書いていきたいと思います。
賃貸にはないメリットもありますし、既に買っている人やこれから買おうと思っている人をバカにするつもりもないです。
一意見として聞いてくださいね。
目次
理由1 何十年もお金に縛られたくないから
「住宅ローンに何十年も震えて生活するとかたまらんわ!」
もうほんとこれに尽きます。
人生の目的が住宅ローンを返済することに変わってしまいそうな気がしています。
仕事でチャレンジしにくくなる
家を買うとなると、住宅ローンを返済するために毎月◯万円を支払い続けなければならないという制約を何十年も抱えることになりますよね。
それって負債以外の何物でもないじゃないですか。
そんな制約があると気軽に新しい仕事にチャレンジしづらくなると思ってます。
毎月住宅ローンを払えるような生活を最低限確保しなければなりませんから。
↓の記事にも書いたんですが、どうしても生活がお金に支配されますよね。
要するにお金の問題が行動の足かせになってしまうと考えます。
「給与が下がると困るから転職できない」
「ブラック企業だけど新しいことをやるお金と時間の余裕もないので辞められない」
んーそれはツライぞ・・・
同じ会社で何十年も働く時代でもないですよね。
自分の価値観もアップデートされ続ける。
新しい技術が出てくれば世の中は目まぐるしく変わる。
俺もその時その時で必要だと思う仕事にチャレンジしていきたいです。
同じ仕事で止まるつもりもないですしな。
チャレンジするための重荷は少ないほうがいいのではないでしょうか。
かたぴ
私立理系の大学院まで行ったから返済金額もでかい・・・今の仕事につながる基礎はたくさん学べましたけどね。
払い切るまで元気でいられる保証もない
ここ最近思うのは、1年後の俺ってマジ何しているか分からんなということ。
ちょうど1年前は新卒入社した前職にて「転職するから会社を辞める」と伝えていた頃ですね。
そこから1年たった今、当時は想像もしなかったことがこの1年でたくさん起こりました。
転職する直前も大きな出来事ありましたからね・・・だから人生は楽しいんですが。
まぁこの記事は俺の1年間を語る記事ではないので割愛するけれども。
さて、何が言いたいのかというと、1年後どうなっているか分からないのに、何十年も先なんて見えますかね?
「住宅ローンが払い終わるまで自分は健康である」
「何十年も先も自分は生きている」
残念ながらそんなの分かりません。
もちろん元気でいることに越したことはないですが。
前職のとき、交通事故に遭い亡くなってしまった方が一人いました。
突然社内から居なくなってしまい、「身近でこんなことが起こるなんて・・・」と当時は衝撃を受けたものです。
住宅ローンだけ残して自分が動けなくなったり居なくなったりしたら家族に大きな迷惑をかけてしまう。
誰にも迷惑をかけずに生きることなんてできないのは重々承知していますが、お金の重荷を感じているからこそ、その重荷を身近な人に押し付けたくはないと思うのです。
かたぴ
自分が住宅ローンを払えなくなったとしても周りに迷惑かけることはなくなるでしょうから。
理由2 ずっと同じ場所で暮らすつもりがないから
家を買うとその場所を拠点に生活や仕事を考えることになりますよね。
それはある意味、場所に縛られてしまうということにもなるのではないでしょうか。
選択肢は多いほうがいいと思うのです。
その都度自分が必要だと思うところへ行く
家を買わないことのメリットのひとつに気軽に住む場所を変えられることが挙げられます。
今は渋谷に住んでいますが、今後もずっと渋谷にいるつもりもないですし。
オフィスが移動になったり転職したり家庭環境が変わったりなど、環境の変化に合わせて柔軟に動けるようにしていたいと思うから。
職住近接にチャレンジできたのも、職住近接のメリットが身にしみて理解できたのも家を買ってなかったからできたことだと思います。
もしかしたら将来海外で暮らしてるとかもなくはないじゃないですか。
先ほども書いたとおり、1年後の俺は何してるか分からないくらいですから、海外とか遠方の地に行くのは別に不思議じゃありません。
自分は将来は海外に行きそうにない、そんなありとあらゆる可能性を今のうちに自ら消す必要性もないんじゃないですかね。
かたぴ
居住環境が変わると楽しい
これは個人的な思いが強いのですが、いろいろな場所に行ってみたいという欲があります。
学生時代から自転車やバイクでたくさん旅してきた経験が大きいかな。
旅好きな性分としてはいろいろな場所に行くと楽しいんですよね。
もちろん住む場所も例外ではありません。
居住環境って毎日の生活にめちゃくちゃ関わるじゃないですか。
通勤するにしても近所の飲食店にしても日用品の買い出しするにしても。
引っ越す度に新発見だらけですよ。
新鮮味があって飽きないですね!
かたぴ
理由3 家を所有することには幸せを感じないから
幸せの多様性
一昔前であれば家を所有することは当たり前という風潮があったように思います。
いい大学を出て、いい職に就き、結婚したらマイホームをローン組んで買い、子どもを作り、家族共々幸せに暮らす・・・
親から一度は言われたこと皆さんもあるんじゃないですかね。
ただ、家は買わなくても幸せだと思っちゃうんですよ。
こればかりは理屈では語るのは難しいですが。
今は、昔みたいな画一的な時代でもないはずです。
かたぴ
車もカーシェアでいいやみたいなのと同じ感覚
モノに対する執着心が薄れているというのもあるかと思います。
最近では極限までモノを持たないミニマリストという方も出てきてますよね。
個人的にクルマは所有しなくていいやと思っちゃう派です。
もちろん都内に住んでいるからというのも大きいかもしれませんが。
俺はもう学生の頃からクルマはカーシェア(もしくはレンタカー)を使ってます。
必要なときに乗れればいいので常に持ってないと不満ということは感じないんですよね。
同様に、家も持たなくていいなと思うわけで。
家にこだわりがないといえばないのかも?
かたぴ
まとめ
- 何十年もお金に縛られたくないから
- ずっと同じ場所で暮らすつもりがないから
- 家を所有することには幸せを感じないから
子どもの頃から俺はよくマイペースだと言われます。
だからなのかな、自分の行動が縛られてしまう状況はあまり好かんのですよ。
家が毎日の生活に密接に関わるだけに、どうしても家を買うと自分の行動が制限されるように思えてしまいます。
フットワーク軽く、いろいろなことをやり、いろいろな場所へ行く。
そんなライフスタイルをこれからも送りたいなぁと思うところです。
自分が楽しく過ごす方法をこれからも模索していきたいですね。