【比較】foodpandaの配達はWoltと何が違う?現役の配達員がfoodpandaのメリットとデメリットを解説します【報酬は高いがとにかく難あり】

かたぴ

みなさんこんにちは。かたぴです。
現役でfoodpandaの配達ライダー(フードパンダの配達員)をやっております(累計配達回数は100回以上)

「foodpandaで配達を始めてみようか迷っている」
「foodpandaはWoltと何が違うの?」
この記事ではこのような方の疑問にお答えします。

結論から言うと、foodpandaでの配達は報酬は高いがとにかく難ありといったところです。

Woltは『長距離料金』と『ダブルやトリプルの配達』の組み合わせが報酬としては美味しいのですが、やはり配達1件あたりの単価だけ比較するとfoodpandaに軍配が上がりますね。

ただ、他のfoodpandaの配達員の方で「報酬はイライラの対価」という人もいたり、「金のために我慢してやっている」という人もいるくらい。

正直、誰にでもオススメできるようなフードデリバリーではありません。
報酬のために色々なものを犠牲にしてしまう感があるので。

実際この記事で解説する内容も、メリットよりデメリットのほうが多いです。

そこでこの記事では、Woltとfoodpandaの両方とも配達してきた自分が、Woltと比較した『foodpandaで配達するメリットとデメリット』を徹底的に解説します!

かなり長い記事になってしまい恐縮ですが、ぜひとも参考にしてもらえれば幸いです!

Woltと比較した、foodpandaで配達するメリット

まずはメリットから。
結論から書くと、以下の5点です。

  • 報酬が高すぎるくらいに高い
  • 鳴ったときに自分の意思だけで拒否できる
  • バッグやシャツは無料で配布される
  • 完全シフト制なので供給過多になる可能性は低い
  • サポートの一次返答は早い

ひとつひとつ見ていきましょう。

メリット①報酬が高すぎるくらいに高い

たったこれだけの配達でこんなに報酬がもらえる

メリット5点といいましたが、スミマセン、報酬がメリットの9割を占めていると言っても過言じゃないですね。

鳴りさえすればfoodpandaの報酬はめっちゃ高いです!
いや、もう正直高すぎなくらい。

純粋な配達単価だけを比較するとfoodpandaの配達単価はWoltの2倍くらいはありますね。

上記画像は2021年1月21日にサービスインした埼玉(さいたま市)での自分の配達の実績です。
詳細は以下の通り。

  • 2021年2月15日(月)〜2021年2月21日(日)の1週間のうち6日間稼働
  • 配達車両には125ccの原付バイクを使用
  • 1週間の稼働時間は約30時間
  • 1週間の配達件数は66回
  • 1週間の報酬は79,585円
  • 報酬を稼働時間で割ると稼働1時間あたり2,670円
  • 報酬を配達件数で割ると配達1件あたり1,205円

どうですか?
Woltの配達に慣れていると、この金額がいかに高いのか感じていただけるのではないでしょうか?

2021年2月8日にWoltでは長距離料金が改定になり配達1件の単価で1,000円は超えなくなってしまったため、配達1件の平均ですら1,200円超えというfoodpandaはかなり報酬が高いと言えます。

全然配達件数をこなしていないのに「もう10,000円いったの!?」みたいな。
Woltでの配達経験が多い人ほど驚くと思います。

報酬が高いのはピック距離も関係しています。
Woltだとピック距離は考慮されませんが、foodpandaだとピック距離が考慮されるので、むしろ遠い店は歓迎!

かたぴ

ただ、明らかに報酬が高すぎるので、将来的に報酬が下がる未来は避けられません。世界各国のfoodpandaでも報酬が下がってますしね。お得に配達ができるのは報酬が高い最初のうちだけですよ。

メリット②鳴ったときに自分の意思だけで拒否できる

鳴った画面に辞退ボタンが表示されている

foodpandaでは鳴ったときに自分の意思だけで拒否することができます。

もし、どうしてもピックアップに行きたくない店舗の場合は辞退ボタンを押しましょう。
まるでUber Eatsのようですね。

Woltの場合ピックアップ先が強制的に割り当てられてしまい、どうしても拒否したい場合はサポートにチャットで連絡しないといけないので結構面倒です。

拒否したい理由も送らないといけませんし、寒い日や雨の日なんかは上手く文字が入力できないこともしばしば。
Woltの配達に難色を示す人は大抵この点を挙げるほど。

かたぴ

ただ、拒否できるとは言っても、foodpandaの場合は応答率(鳴りに対してどのくらい配達を完了したかの割合)が重要なので拒否のし過ぎには注意。

メリット③バッグやシャツは無料で配布される

バッグやシャツは無料でもらえる(送料も無料)

foodpandaは配達バッグに加えて長袖シャツ2枚を無料で配布してくれます。

Woltの場合はジャケットやバッグなど一式がデポジットとしてかかっているので、最初の報酬からデポジット分(5,000円)引かれています。

デポジットなのでWoltを辞めるときに返却すれば返金されますが、無くして返却できなくなったら大変。

Woltと比べると、初期コスト面での心配が少ないのはfoodpandaの強みですね。

かたぴ

ちなみに、foodpandaの配達バッグの使用と長袖シャツの着用は必須ではなく任意です。ロゴなしの非公式バッグがあるならばそれを使っても問題ありません。

メリット④完全シフト制なので供給過多になる可能性は低い

foodpandaは完全シフト制です(これは後ほどデメリットとしても紹介するんですけどね)

つまり、シフトを入れていないと稼働することができません。
これは逆に、その時間帯は決まった人数しか稼働できないということでもあるわけで。

Woltもシフトを入れて稼働することはできますが、フリーでも稼働できるじゃないですか。
もしフリーで稼働する人が多い場合、注文の取り合いになってしまうため、配達員一人あたりの鳴りが減ってしまう恐れがあります。

かたぴ

配達員が過剰に街にあふれて、少ない注文を取り合うという可能性は低いだろうと考えられます。

メリット⑤サポートの一次返答は早い

foodpandaで配達をしていると、サポートの一次返答はWoltより早いなぁという印象を受けます。

あくまで一次返答だけですけどね。
「メッセージ送ったのに気づいてないの・・・?早く見てくれ!」という気持ちになることはfoodpandaでは少ないはずです。

まぁ、その後のやり取りの内容自体はWoltのほうが優れてるとは思いますが…(笑)

かたぴ

「確認中です。4分お待ちください。」はfoodpandaを代表する名ゼリフになってしまいましたね。
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Woltと比較した、foodpandaで配達するデメリット

次に、デメリットを解説していきます。
こちらも結論から書くと以下の9点です。

  • 時間的自由さは失われる
  • 店での待ち時間が長い
  • 配達アプリが使いづらい
  • 休業してる店が鳴ることがある
  • 現金払いの配達は必須
  • 軽貨物での配達はできない
  • サポートのスタッフに人間味が感じられない
  • チップ機能がない
  • 全体的にイライラする要素が多い

ひとつひとつ見ていきましょう。

デメリット①時間的自由さは失われる

先ほどメリットの最後で触れましたが、もう一度。
foodpandaは完全シフト制です。

完全シフト制だからこそのメリットもありましたが、当然デメリットもあります。
foodpandaはフードデリバリーの中でも、かなりシフトに縛られる仕事なんですよね。

  • シフトを入れた時間しか稼働できない
  • シフトの欠勤はペナルティー大

シフトを入れた時間しか稼働できない

foodpandaでは事前にシフトを入れることでその時間帯に稼働することができます。
言い換えると、シフトを入れないと稼働したくても稼働できません。

Woltのフリーでの稼働(予約しない稼働)のように、いつでも気軽にオンラインとオフラインを切り替えることはできないのです。

そのため、以下のような自由さもfoodpandaにはありません。

  • この後の予定がなくなったから稼働しよう
  • スキマ時間の1時間だけ稼働しよう
  • 友達から飲みに誘われたからもう帰ろう

シフトの欠勤はペナルティー大

入れたシフトをキャンセルしたい場合はまずは交代のオファーを出そう

シフトを入れた日に予定が入ったりして、もしシフトをキャンセルしたくなったらどうするか?
そのときはシフトの交代のオファーを出さないといけません。

交代のオファーというのは、自分が既に入れたシフトを他の配達員の誰かに引き取ってもらうことを指します。

誰かが引き取ってくれれば、そのシフトの時間帯は稼働しなくてOK。
特にペナルティーもありません。

ただ、もし誰もシフトの交換に応じてくれなかったら…?
そのときは、何とか予定を調整して稼働するか、ペナルティー覚悟で欠勤にするかのどちらかになります。

欠勤になるとランクに大きく響いてしまうんですよ。
foodpandaでは配達員一人ひとりにランク制が導入されており、最上位がランク1、最下位がランク6となります。

ランクが上位ほど、報酬が上乗せされるだけでなく、シフトも早く公開されてシフトを取りやすくなるというメリットがあります。

そういったメリットを失わないようにするために、シフトを一度入れてしまったらその時間帯に他の予定を入れるハードルは大きく上がってしまいます。

かたぴ

Woltならシフトを入れても48時間前までなら自分の意志だけでキャンセルできますし、48時間前を過ぎてしまってもサポートに理由を説明すれば外してもらえます(もちろん直前キャンセルのやり過ぎは予約できなくなる恐れもあるとのことですが)

デメリット②店での待ち時間が長い

Woltでも店で待たされる(ピックアップ目安時間を過ぎる)ことは度々ありますが、foodpandaだと更に待たされる傾向にあります。

foodpandaでもWolt同様にアプリ上にピックアップ目安時間が表示されていますが、時間通りに商品の準備ができていることのほうが少ないんですよね。

待つときは待たされますよ〜?
5分待ちとかしょっちゅうですし、最長で20分近く待ったことも。

ただ、メリット①でも解説した通りfoodpandaは配達1件あたりの報酬が高いので、待ったとしてもWoltより時間あたりの報酬が高いということはよくあります。

なので、foodpandaで配達するなら待ち時間を潰すための手段は必ず用意しておきましょう。
個人的にはよくKindleで読書しています(笑)

かたぴ

時間通りに商品が出てくると「おおっ!」って感動してしまうレベル。

デメリット③配達アプリが使いづらい

Woltと比較するとfoodpandaのほうがアプリが使いづらいです。

以下の二つが特にツラいですね。
それぞれ解説します。

  • メッセージを返信しないとチャット画面を閉じれない
  • 地図がオートスケールしない

メッセージを返信しないとチャット画面を閉じれない

返信しないとエラー画面が出る

まず、お客さん(注文者)からメッセージが届くと、強制的にチャット画面が開くだけでなく、何かしら返信しない限りチャット画面を閉じれなくなります。

チャット画面が閉じれないと、お届け先の住所や地図が見られなくなってしまうんですよ。
走っているときにメッセージが来たら、一度立ち止まって返信しないとお届け先が分からなくなってしまいます。

お客さんから「ありがとうございます」「よろしくお願いします」など、それ以上やり取りは不要な一言だけのメッセージが来たときですら返信が必要です。

実際にやってみると結構イライラすると思います。
「なぜこんな仕様にしたんだ?」って思うこと間違いなし。

地図がオートスケールしない

Woltだとピックアップ先やドロップ先との距離に応じて地図がオートスケール(自動で拡大縮小)しますが、foodpandaだと地図がオートスケールされません。

例えばロングピックやロングドロップだと地図がかなり縮小されてる状態から走り出すので、ピックアップ先やドロップ先に近づいたときにそのままの縮尺では詳細な位置が分からなくなってしまいます。

そのため、ピックアップ先やドロップ先に近づく度に、手動で現在地ボタンを押して地図の縮尺を更新しないといけません。
これが非常に面倒なんですよね。

かたぴ

Woltのアプリも使いづらいところはありますが、foodpandaと比較すると「Woltのアプリはまだ使いやすいほうだ」と思わずにはいられません。

デメリット④休業してる店が鳴ることがある

IMG_4944.jpg

にわかに信じられないことですが、foodpandaではまれに休業中(営業時間外)の店が鳴ってしまうことがあります。

休業中なので当然ピックアップに向かっても商品は受け取れないので配達できません。
到着後にサポートに休業の旨を伝えると注文自体がキャンセルになります。

更に問題なのが、休業によるキャンセルの場合、ピックアップ先までの距離料金だけが支払われるときと、まったく支払われないときがあるようで。

同じトラブルなのに支払われるときと支払われないときの違いとは一体・・・?
支払われなかったら向かい損だけで終わるのでたまったもんじゃないですよね。

Twitterを見ている限り、休業中の店が鳴るトラブルは日本各地で何ヶ月も前から発生しているようで、運営が本腰を入れて改善していないという風にも考えられます。

一方のWoltは『おもてなしフードデリバリー』という標語を掲げていることもあり、信用構築に対してはかなり力を入れていると感じます。

正直なところ、信用構築に関してはWoltとfoodpandaは雲泥の差がありますね。

かたぴ

何より注文したお客さんが可哀想ですよね。お腹をすかせて心待ちにしていたのに店が休業でキャンセルされたなんて笑えません。信用を失っていることをfoodpandaは認識しているのでしょうか?

デメリット⑤現金払いの配達は必須

現金払いのお客さんだったときの画面

Woltでは現金払いの配達はそもそもありませんが、foodpandaでは必須となります。

そのため、配達中は常に現金を持ち歩く必要があります。
Uber Eatsで現金払いの配達をやったことある人ならいいですが、Woltでしか配達したことない人だと最初は慣れないかもしれませんね。

かたぴ

参考までに自分が使っているコインケースを載せておきます(紙幣は各自好きなバッグでどうぞ)

デメリット⑥軽貨物での配達はできない

foodpandaでは、札幌の冬季限定を除き、軽貨物での配達は一切認められていません。

そのため、Woltの配達を軽貨物でやっている人は、自転車 or 125cc以下の原付 or 緑ナンバーのバイクのいずれかを用意しないとfoodpandaでの配達はできません。

雨の日や寒い日は軽貨物での恩恵が大きいだけに、ひとつ残念なポイントになります。

かたぴ

該当する人はかなり限られるとは思いますが要注意。

デメリット⑦サポートのスタッフに人間味が感じられない

Woltのサポートとfoodpandaのサポートの人間味を比較すると、両者には雲泥の差がありますね。

foodpandaのサポートは以下のような感じ。

  • 定型文だらけのやり取りで機械的
  • 全然求めていない回答をされることがある
  • 問題が解決してなくても一方的にチャットをクローズされる
  • スタッフが日本人なのかどうかも分からない(名前もイニシャルしか表示されない)

正直、どのスタッフに当たるかによってかなり印象が変わると思います。
それくらいピンキリ。

かたぴ

その点Woltのサポートは一人ひとり顔写真も見えて、ちゃんと一人の人間とやり取りしているような感覚がありますね。

デメリット⑧チップ機能がない

foodpandaにはWoltとは違ってチップ機能がありません。

Woltのチップ機能も注文前にしか付けられないので使いやすさ的にはまだまだこれからだとは思いますが、無いよりはあったほうがいいですよね。

過去の配達での経験上、現金払いのときに現金でチップをいただくことがあるので、foodpandaでのチップは現金払いの配達に期待しましょう。

かたぴ

まぁ報酬が高いので、チップがなくてもWoltよりはもらえているとは思いますけどね(笑)

デメリット⑨全体的にイライラする要素が多い

ここまで挙げてきた通りfoodpandaというのは、使いづらいアプリだったり、休業してる店が鳴ったり、理不尽なことでランクが下げられたりなど、問題が多々あります。

「メンタルが不安定な人や怒りっぽい人にfoodpandaはオススメできないなぁ」というのが率直なところ。

冒頭でも書いた通り、「報酬はイライラの対価」と言う人がいるのもうなづけてしまいます。

イライラしたあまり無茶な運転をして、事故に遭ったり事故を起こしたりしたのでは話になりません。

イライラしたとしても冷静になって自分を自分でコントロールできる人じゃないとfoodpandaでの配達は務まらないでしょう。

かたぴ

自分で言うのもなんですが穏やかな性格の自分ですら、foodpandaの配達中にはイライラさせられることが多いので…

まとめ

Woltと比較した、foodpandaで配達するメリット
  • 報酬が高すぎるくらいに高い
  • 鳴ったときに自分の意思だけで拒否できる
  • バッグやシャツは無料で配布される
  • 完全シフト制なので供給過多になる可能性は低い
  • サポートの一次返答は早い
Woltと比較した、foodpandaで配達するデメリット
  • 時間的自由さは失われる
  • 店での待ち時間が長い
  • 配達アプリが使いづらい
  • 休業してる店が鳴ることがある
  • 現金払いの配達は必須
  • 軽貨物での配達はできない
  • サポートのスタッフに人間味が感じられない
  • チップ機能がない
  • 全体的にイライラする要素が多い

以上、Woltとfoodpandaの両方の配達を経験してきた自分が思う、Woltと比較したfoodpandaのメリット・デメリットでした。

正直なところ誰にでもオススメできるようなフードデリバリーではありません。
報酬のために色々なものを犠牲にしてしまう感があるので。

また、報酬も高すぎるので、いずれ報酬が下がることは間違いありません。
投資フェーズだから金額が高いだけで、今の金額のままでは運営は大赤字です。

ちなみに先日Twitterでアンケートを取ってみましたが、もしfoodpandaの報酬が競合他社と同じまで下がったら、大半の配達員は辞めてしまいそうな傾向が見て取れました。

それくらい報酬だけのためのフードデリバリーになってしまっているとも言えます。
本当にそれでいいのかfoodpandaよ…

そのため、報酬が高い最初のうちだけ稼働して、競合他社と同じくらいの水準まで報酬が下がってきたら他社に移るというのが現実的で賢いやり方な気がしますね。

かたぴ

報酬が下がるまでに報酬以外で他社を超えるようなサービスに進化すれば話は別ですが…どうなることやら。高い報酬という甘い蜜を吸いたいならどうぞお早めに。

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