かたぴ
たまには雑記でも。
ここ数日、仕事仲間の間でDoki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部)というゲームが流行っております。
もちろん俺もプレイしてみたんですけどね。
Doki Doki Literature Club!やるぞぉ!
— pujyo (@pujyo3) 2019年1月13日
あらま pic.twitter.com/a9RmSYpOhB
— Juju 🤡 (@piatekju) 2019年1月14日
みんなやってて笑う
— Tecco @新宿の暇人 (@tecco_master) 2019年1月14日
Wikipedia先生によると・・・
ゲームやアニメが大好きな男子高校生である主人公はある日、幼馴染の少女Sayoriから、彼女が副部長を務める文芸部に誘われる。文芸部には彼女の他に、部長にしてクラスの人気者であるMonikaと、部員のNatsukiとYuriがいた。主人公はこの美少女ばかりの文芸部に入部し、詩を書いてみんなで見せあったり、部員の誰かと一緒に過ごしたりして、四人のヒロインの少女たちとの仲を深めていく。
Wikipediaより引用(リンク先はネタバレの宝庫なので注意)
いやね、それだけ聞くといかにも平和で王道な学園モノに見えるじゃないですか。
男主人公と美少女たち複数人とかもう完全にギャルゲー。
実際、初回ゲーム起動時にはこんなメッセージが表示されるわけです。
「このゲームには子供に相応しくない内容、または刺激の強い表現が含まれています。」
( ^ω^)ほうほう、これはキャッキャウフフな内容だからかな・・・?
まぁそれだけだったらこのゲームはそこまで話題にならなかったかもしれません。
俺もブログに書くことはなかったでしょう。
ところがどうしたものか、メッセージを先送りすると・・・
「不安や鬱病に苦しんでいる方はこのゲームをプレイするべきではないかもしれません。」
(;^ω^)・・・ん?どういうことだ・・・
何やら不穏な空気。
可愛い学園モノっぽいのに闇が深そうなそのギャップ、どういうことなの・・・。
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・・・ということで最後までプレイしきってきました!
この記事ではドキドキ文芸部の感想を5個語りたいと思いますw
ゲームのダウンロードは下のリンクからどうぞ。
なんとプレイ無料です(Steamが初めての方はアカウント作ってくださいね)。
一応言っておくとエ◯ゲーじゃないですよw
ちなみに元のゲームはすべて英語です!
有志の方々が日本語対応してくれているので以下のリンクからどうぞ。
未プレイだけどこれからやるぞ!という方は読まないでくださいね。
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よろしいでしょうか?
それではまいりましょう。
感想1 とにかく怖い
ぜんっぜんほんわかな学園モノじゃなかった!!
そう、1周目は基本平和だったんよ・・・。
選択肢で好きなヒロインと仲を深めていくよくあるノベルゲー的展開。
でも、文化祭が近づくに連れて何やら不穏な行動をし始めるサヨリ。
鬱病抱えてるなんて知らんかったわ・・・。
文化祭当日。
サヨリと全然連絡がつかない。
これまでゲーム中ポップなBGMが流れていたのになぜかBGMが流れない。
いや、もうこれダメだから。
BGM流れないとかホラーの王道だから。
あたまからでていけあたまからでていけあたまからでていけあたまからでていけあたまからでていけあたまからでていけ
嫌な予感は的中しましたね・・・。
あああああああああああああああ!!
俺の大好きなサヨリがあああああああああああ!!
突然ゲーム画面上の「例外が発生しました」というメッセージ。
エンジニアにとっては見慣れているエラーメッセージだけど、なんだこれは。
・・・バグか?
いや違う、これは仕様だ。
この時点で、ドキドキ文芸部は何か普通とは違うゲームであることを感じさせられました。
その後、ゲームは強制的に2周目へと進みます。
おかしい。
早くもおかしい。
サヨリの立ち絵がおかしい。
2周目を始めるやいなや、不協和音が鳴り響いたり、文字化けしたり、フリーズ仕掛けたときにBGMが変にループする現象が起こっている。
初回、俺はここで精神がやられました。
どうしようもなく怖い。
ダメだ、今日はこれ以上このゲームを続けられない。
バツボタンを押してウィンドウを閉じよう。
もし閉じようとして更に怖い演出が用意されてたらどうしよう、そんな恐怖すらありました(特に何事もなく無事に閉じれてよかった・・・)。
コンピュータが暴走してとんでもない問題を引き起こすんじゃないかっていう不安感。
一昔前のブラクラのような、人間ひとりでどうにもできないあの怖さがありました。
グロい何かが出てくるとか、大きな叫び声で脅かしにかかるとか、そういうのとはまた違う怖さなんですよ。
エンジニアだからなのか、コンピュータで不安感を煽ってくる感じが余計に響く。
・・・なんで俺はこんなゲームを深夜に一人でやっているんだろう?
普段は部屋を真っ暗にして寝るのですが、このときばかりはオレンジの常夜灯をつけて寝ました。
かたぴ
テレビ越しに誰かの声があると精神が安定したので。
感想2 あまり意味をなさないセーブデータに焦る
サヨリが死んでしまって無情にも2周目がそのまま始まろうとする。
いやいや待て待て待て!!
この手の選択肢を選んでいくノベルゲーではよくあること。
そう、俺はどこで道を誤ったんだろうか・・・?
サヨリに好きだと言わずこれからも親友だと言い放ってしまったのがダメだったんじゃないか。
あそこで選択肢を誤らなければサヨリを救えたんじゃないか?
サヨリを死なせたくない。
ロードゲームして直前まで戻ろう!
sayori.chrが存在しないか、ファイルが壊れています。
(;^ω^)へっ・・・?
そのままセーブデータがすべて削除され、なんと強制的に2周目が始まってしまう。
待て待て待て、どういうことだこれは・・・。
焦りと共に、よく分からない状況に怖さが高まる。
ここで一気にこのゲームに引き込まれましたね。
後々思えば、ゲームの仕様も世界観もよく出来てるなぁと感じた瞬間です。
そう、拡張子がchrのファイルの存在とその意味について知るのはまだ先なのだ。
2周目でユリが死んだときも「選択肢誤った!」と思ってロードしようとしても何も起こらないし。
3周目でのモニカと対峙する部屋でセーブしようと思ったら、なんかもうセーブする必要ないとか言われちゃうし。
くぅ、完全に作者の手玉に取られている・・・。
かたぴ
感想3 迫りくるモニカ
「待てモニカ、なぜ君は俺の本名を知っている・・・?」
初回、度肝を抜かれた瞬間でした。
ゲームプレイ時に名前を『かたぴ』としか入力していないというのに。
これ、恐らくプレイしているPCのユーザーネームを取得しているはず。
モニカがプログラムと密接に関係ある存在であることが一気に描かれた瞬間です。
2周目の終わりでユリが死んでしまった後にユリとナツキのchrファイルを削除してしまうことからも分かりますね。
3周目でのモニカとの会話はメタ発言のオンパレード。
Steamだのchrファイルを削除しただの、もはや会話の対象は文芸部の主人公ではなくゲームをプレイしている俺そのもの。
2次元でしかないモニカが3次元の俺のほうへ迫ってくるのを感じました。
かたぴ
会話ウィンドウが表示されるまで部屋で洗濯物干して時間つぶしてましたw
感想4 モニカをこの手で消すという予想外さ
昔、自分でソースコードを書き換えないと先へ進めないRPGとかやったことあるんですよ。
タイトルは忘れちゃったけど。
それに似たような感じで、まさか自分の手でモニカの存在を消すことになるなんて。
確かにモニカは他の部員を全員消したからその報いといえばそうなのかもしれない。
先にも述べた通り、モニカが俺の本名を口にしたりメタ発言を繰り返したりするだけでも、モニカが文芸部の主人公ではなくプレイヤーの俺に話しかけているという印象があります。
ただ、一方的に言われて終わるのではなくこちらも自分の手でモニカのchrファイルを削除するという操作が、よりプレイヤーの俺vsモニカという印象を高めてますよね。
もはや文芸部の主人公とはどこへやら。
存在が微塵も感じられない。
かたぴ
「そういうことか!」と。
感想5 サヨリがかわいい
最後くらいほんわか語りたいw
サヨリと言えば本作のメインヒロインと言える存在。
まぁ色んな意味でメインですね・・・www
なによりこのサヨリがかわいい。
4人のヒロインの中で一番好き。
幼馴染とか王道パターンかよ・・・。
逆にモニカのような才色兼備&容姿端麗とかいう完璧タイプはあまり好きではないのですよ。
なんだろな、人間離れしてるからというか(このゲームではホントに人間離れしてたけどw)
いいとこだけじゃなくて欠点もあるから身近に感じられる。
健気で頑張るんだけどなんかうまくいかない子ってすごく応援したくなるんですよね。
もう完全にサヨリはド・ストライクです。
自己犠牲を払ってまで、主人公(俺)が他の部員の子と仲良くなってほしいとか幸せになってほしいってつらぽよ・・・
そんなこと言うなよおおおおおおおお!
サヨリをなんとか救えないかってひたすら選択肢で愛でまくりましたよそりゃあ。
でも、サヨリが死んでしまうというストーリーの大筋は変わらなかったのほんと悲しみ。
真エンドを見るためとはいえ、サヨリを雑に扱ってナツキやユリを選んでいくのはさすがに堪えたなぁ。
サヨリと文芸部の主人公が幸せになる世界線に行きたい、そう思ってなりません。
かたぴ
ドジっ子だけど頑張り屋なごくごく普通の女の子。
やはり好みはそうそう変わんねぇなぁと思う瞬間ですね。
まとめ
- とにかく怖い
- あまり意味をなさないセーブデータに焦る
- 迫りくるモニカ
- モニカをこの手で消すという予想外さ
- サヨリがかわいい
以上、ドキドキ文芸部をプレイした感想でした。
この手のギャルゲーチックなノベルゲーは学生時代以来だったので懐かしさも相まって楽しかったです。
まぁ実際にはまどマギもびっくりな予想以上のホラー要素と、2次元と3次元の垣根を破壊してくる演出がキラリと光る作品でした。
Steamのレビューが高評価だらけなのもうなづけます。
ゲームの存在を教えてくれた仕事仲間の元リーダーには感謝感謝。
ありがとうございます。
たまにはこういう息抜きもいいですね。
追記!
ドキドキ文芸部本編をクリアした方向けに後日談としてMOD(改造データ)が配布されてました!
なんとモニカと付き合ってデートするというw
プレイしてて恥ずかしくなるほど、モニカとイチャラブできますwwwww
参考 DDLC-MOD「Our Time」日本語化パッチ(18/08/04更新)Steam Communityまだ製作途中のようので、完全版が楽しみですね!