【廃止】Wolt(ウォルト)でピック料金の試験導入が東京でスタート!今後のWoltはどうなる?

注意
試験導入中だったピック料金は2021/8/30(月)をもって廃止されました。この記事は過去のニュースとしてご覧ください。
かたぴ
みなさんこんにちは。この記事を書いたかたぴです。現役でWoltの配達パートナー(ウォルトの配達員)をやっております(累計配達回数は1000回以上

先日2021年7月28日、Woltにピック料金が試験導入されるというニュースが飛び込んできました。

Wolt以外ですと、Uber Eatsも2021年5月10日から新料金体系に伴ってピック距離が報酬に影響するようになりました。
foodpandaやmenuは元からピック距離も報酬に影響してましたよね。

そのため、ここに来てWoltがようやくピック距離に関して本腰を入れ始めたと言えるでしょう。

この記事ではそんなWoltのピック料金について、自分が思っていることを書いていきたいと思います。

ピック料金の試験導入の概要

東京のみ実施

ピック料金の試験導入は東京のみで行われるとのことです。
そのため、東京以外の都市では試験導入期間中でもピック料金は発生しないのでご注意を。

8月中の試験導入期間

試験導入期間は2021年8月2日(月)〜8月31日(火)となります。
その後の展開についてはWoltからの続報が待たれますね。

直線距離3.00km以上で発生

ピック料金はP→D(ピックアップ先からドロップ先)の直線距離によって変わり、金額は下記の表の通りです。

P→Dの直線距離ピック料金
3.00km未満0円
3.00〜4.99km200円
5.00km以上400円
かたぴ
今までもらえなかったものがもらえるようになるので、これはありがたいですね!東京勢が羨ましいー
スポンサーリンク

ピック料金の導入に思うこと

同時配達モードでの配達依頼キャンセル依頼が減りそう

Woltには同時配達モード1件配達モードという2種類の配達モードがあり、オンラインにする前に選ぶことができます。

同時配達モードとは1件配達モードの実装前から存在する配達モードであり、同時配達があって高収入が見込めますが、配達依頼は鳴ったときに拒否できません。
この拒否できないというのがWolt稼働のネックなところであり、敬遠されるひとつの理由でもありました。

まぁそうは言っても同時配達モードだろうと、サポートに連絡すればキャンセルしてもらえるんですけどね。
事実キャンセル理由を選ぶときに『お店までの距離が遠い』という選択肢も用意されています。

ただキャンセルの度にサポートに連絡しないといけないので面倒くさいという。
ロングピックの配達が2連続3連続と鳴ってしまうことも多々あり、その度にキャンセル依頼を出すのも気が引けますよね。

ロングピックでキャンセルしたくなるのは時間あたりの報酬が下がるからです。
でもピック料金が出るなら「ロングピックだけどこの配達キャンセルせずにやるか」と思う配達員がいても不思議ではありません。

キャンセル依頼が減るということはサポートの負担軽減にもなるでしょうから、他のやり取りが早くなるかもしれませんね。

いずれはロングピック自体が減りそう

そもそもWoltでなぜロングピックが多い地域と少ない地域があるのか?
大きな理由として、バイクや軽貨物の配達員が少ないからということが挙げられます。

Woltでは車両ごとに最大配達距離(お店からお届け先までの直線距離)が設定されています。
この距離は自転車だけが短く2.5kmであり、バイクや軽貨物は4.0km(都市によっては5.0km)です。

つまり、2.5kmを超えるようなロングドロップは原則自転車の配達員には割り当てられません。
ロングドロップは優先的にバイクや軽貨物の配達員に回ってくるようになるわけです。

じゃあもしバイクや軽貨物の配達員が少ないとどうなるのか?
当然、遠いところから店まで取りに行かされる(ロングピックになる)ことも増えてくるわけで。

ロングピックに嫌気が差してバイクや軽貨物の配達員が他社に流れてしまうと、残ったバイクや軽貨物の配達員の負担がどんどん重くなります。

バイクや軽貨物の配達員が足りないと、自転車の配達員まで駆り出されることも?
過去に注文者としてロングドロップの注文したら、配達遅延の果てに自転車の配達員が来たことがあるんですよね。

そういったWoltのロングピックの多発は配達員が他社に流れたくなるような構造とも言えますよね。
配達員は従業員ではなく個人事業主なので、より稼げるフードデリバリーがあれば簡単に流れてしまいます。

事実、自分が実際にWoltで配達してきた都市の中で、多数のフードデリバリーがサービス展開している『仙台』はロングピックが多発したのでバイクや軽貨物の配達員が少ない印象を受けました。

でもピック料金が出るならばバイクや軽貨物の配達員が戻ってくるかもしれません。
「ロングピックは大変だけどピック料金が出るならば…」と思う配達員がいてもおかしくないからです。

街の至る所にバイクや軽貨物の配達員が増えて、ロングドロップの配達に対応できる配達員が近くから決まるようになれば、ゆくゆくはロングピックも減っていくかもしれませんね。

かたぴ
ピック料金を設けても、バイクや軽貨物の配達員が増えてロングピックが減ればピック料金が出ない配達が徐々に増えてコストが減るので運営としては万々歳という。

サービスの信用を失わないための投資

ピック料金はサービスへの信用を失わないための救世主となり得るか!?と思っています。

ピック料金がない従来のWoltの料金体系ではロングピックは配達員から嫌がられる存在です。

Woltの配達のデメリットを語る上でロングピックは代表的なもののひとつ。
ピックに時間がかかるばかりで、報酬には何ら影響しないからです。

ロングピックを繰り返して非効率な配達を繰り返すことで、配達員としては振り回されている感覚になり疲れてしまうという。
そうして嫌気のさしたバイクや軽貨物の配達員が他のデリバリーに流れるとどうなるか?

まず、更にロングピックが増えることは間違いないでしょう。
商品を取りに行くのに時間がかかるので配達遅延にもつながります。

配達遅延の案件が増えると商品が準備できてもなかなか配達員が取りに来なくなるので、商品が冷めてしまいます。
そうなると、お店も時間通りに準備しなくていいやとなるし、お客さんも待たされて不満が溜まるという。

そして配達遅延での配達に疲れてきたバイクや軽貨物の配達員が他のデリバリーに流れて、ロングピックの流れは更に加速…
まさに負のループの始まりとも言えるでしょう。

「Woltは安心できる」というこれまで築き上げてきたブランドや信用がロングピックによって失われかねません。
長い目で見たらこれは大きな痛手でしょうから、早く手を打たないとマズイ。

かたぴ
配達員のロングピックへの敷居を下げて、ロングピックによる配達遅延を少しでも減らすということは、サービスへの信用を失わないための投資と言えるのではないでしょうか。

まとめ

Wolt東京にてピック料金が試験導入
  • 試験導入期間は2021/8/2〜8/31
  • ピック料金はP→Dの直線距離で3.00〜4.99kmは200円、5.00km以上は400円
  • Woltでのロングピックは今まで報酬に影響しなかったので配達員から嫌われがち
  • ロングピックを対策しないと配達遅延が多発する
  • ピック料金の導入はサービスへの信用を失わないための投資と言えるのではないか

ピック距離が報酬に影響するのはフードデリバリー全体での流れになってきているのではないでしょうか?

あくまで今回は試験導入なので、今後他の都市にピック料金が導入されるときには金額や距離の設定が変わる可能性も十分考えられます。

個人的には、東京だけでなく仙台でもピック料金の試験導入したほうが良かったんじゃない?と思ってるんですよね。

先日自分は仙台でWoltの配達をやっていたのですが、ロングピックの配達が多すぎて配達遅延が多発していてね…

仙台はWolt以外に多数のフードデリバリーサービスが存在しており、話題のドアダッシュも上陸したばかり。
Wolt仙台はピークタイムに毎日のようにサービス縮小や注文の一時停止をしていて、明らかにバイクや軽貨物の配達員が足りない印象です。

2021年7月28日にWoltのブルーデー(注文の50%がキャッシュバックされる)が開催されたとき、Woltが対応している全30都市の中で対象外の都市が3都市あってその内の1都市が仙台だったのも正直自分は納得してしまいました。
ブルーデーの対象にならずとも既に注文が多いし、それに配達が追いついていない状況でしたからね…

もし仙台にピック料金があったら仙台のロングピックの頻度や配達遅延がどう変わるのかは個人的にとても気になるところ。
まぁこればかりは導入を待つしかないですね。

かたぴ
ピック料金の導入で今後Woltの配達がどう変わるのか楽しみにしています!

かたぴが書いたWolt(ウォルト)の配達員向けの他の記事はこちらにまとめています。

Wolt(ウォルト)の配達員向け記事一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA