かたぴ
情報発信を始めるにあたって、よくこのような悩みを聞きます。
- 今更こんなことネットで発信したら笑われる
- 誰でも知ってるだろうし発信したって意味ないのでは?
- 既にそのコンテンツは投稿されてるから二番煎じ感しかない
確かに、まったく同じことを発信していたら差別化にはならないでしょう。
最初から最後まですべて同じだったら、下手したらパクリ(盗作)として訴えられます。
でもそれって、情報発信において何を発信するかに目が行き過ぎているからだと思うんです。
何を発信するかも確かに大事です。
ただ、それ以上に大事なのは誰が発信するかということだと、ぜひ覚えておいてほしい。
何を発信するかだけでは情報発信の世界は生き残れない
世の中に情報は既にあふれている
みなさんがあるジャンルを決めて情報発信しようと考えたとき、そのジャンルについて誰も情報発信していないということはまずありません。
仕事、料理、美容、車、旅行、読書etc…
ありとあらゆるジャンルで既に情報発信している人がいます。
これだけ多くの人が気軽に情報発信できる時代です。
それだけ、世の中にはもう情報があふれているんです。
何を発信するかだけでは差別化にならない
「この人は何について発信をしている人なのか?」
発信内容はみなさんのブランディングに直接関わるので、何を発信するかはもちろん大事です。
ただ、あるジャンルについて情報があふれているのは先程書いた通り。
みなさんがこれから情報発信をしようと思っているなら、自分は後発であるということを念頭に置いてください。
後発なのだから、既存と同じような情報発信をしたところで他人と差別化にならないというのは分かるのではないでしょうか。
簡単に他人に置き換えられてしまう
先程、何を発信するかだけでは他人と差別化にならないと書きました。
それはつまり、差別化できないと誰でもできてしまう発信になるとも言えます。
ネット上での情報発信というのは、現実世界と違って、その人が自らの言葉で語っているかどうかは分からないのです。
特に文章での発信は特にね。
もしかしたら、誰かの発信した内容をそのままパクって発信しているということもあり得るわけで(Twitterだとパクツイがまさにその例)。
かたぴ
誰が発信するかという視点を持つ
そこで大事になってくるのが、誰が発信するかという視点です。
その人ならではの発信を目指す
例えば、みなさんにも好きな芸能人とかアイドルとかいるかもしれません。
では、なぜその芸能人が好きなのですか?
同じアイドルグループでも推しのメンバーがいるのはなぜですか?
情報発信にもまさに同じことが言えます。
つまり大事なのは『何を』ではなく、『誰を』です。
情報発信の世界では、以下のような人間としての外見はもちろん、内面までを含めた要素が重要になってきます。
- 見た目
- 声
- 話し方
- キャラクター(性格)
- 考え方
- 思考回路
- 文章力
思考回路や文章というのは意外に思う人もいるかもしれません。
ただ、情報発信の世界ではこういう差が発信内容に出てきます。
「この人の発想面白いな!」
「その着眼点はなかった!」
「あの人はこの問題をどう考えているんだろう?」
「この人の書く文章は何か好き!」
みたいな。
例えば、Twitter上で顔や声を出していない人だと、キャラクター、考え方、思考回路、文章力だけしか見ることができませんが、それでもファンは十分に作れます。
なぜなら、その人ならではの情報発信に惹かれている人がいるからです。
同じことを言うにしても人によって印象が変わる
もうひとつ例を。
例えば、誰かに何か指摘されたとしましょう。
なかなか痛いところを突かれたわけです。
ではもし、その指摘した相手が自分の好きじゃない人だったり嫌な人だったりしたら?
仮に指摘が正論だとしましょう。
でも、反発したくなるんじゃないでしょうか?
そんな人に指摘されてる自分がくやしい。
ムッとするしかなくて、すんなり受け入れられない自分がいる。
ところが、自分の尊敬する人や好きな人が言うとなぜかすんなり受け入れられる。
そんなことってないですか?
同じことでも誰が言うかによって受け手の印象は変わります。
かたぴ
まとめ
- 世の中は既に情報があふれている
- 何を発信するかだけを考えていたら他人との差別化は難しい
- 見た目や声だけでなく考え方や思考回路まで含めたその人ならではの発信に目を向けよう
既にコンテンツが存在するからとか、今更感とか、そんなこと気にする必要ないですよ。
それ言い出したら何も発信できなくなっちゃいますからね。
情報発信の自分なりの軸を持って発信を続けていれば、あなたを好きでいてくれる人や応援してくれる人が必ず現れます。
そんな人たちのために、既に同様のコンテンツがあったとしてもためらわず発信してほしい。
聞きたいのはあなたが語る話であり、見たいのはあなたが魅せる世界観です。
少しずつ発信していきましょう!