【Wolt】配達の仕事中は「迅速・丁寧・確実」を意識しよう!【配達パートナー用マニュアル】

「Woltの配達パートナーにようやく登録完了したよ!」
「今日初めての配達だけど何か気をつけることはある?」
「Woltの配達パートナーの仕事って具体的に何が求められているの?」

このような悩みをお持ちではありませんか?

Woltの配達パートナーとして仕事するときは「迅速・丁寧・確実」を意識しましょう!

主に配達するのはお客さんが今すぐ食べる食事ですね。

最近はコンビニやスーパーから食料品や日用品も注文もできるようになったので、必ずしも今すぐ食べる食事ばかり配達するとは限りませんが、やはり割合はまだまだ圧倒的に多いです。

お客さんが今すぐ食べる食事だからこそ、少しでもガッカリさせないためにも迅速・丁寧・確実な配達は重要なんですよね。

そこでこの記事ではWolt配達パートナーとして仕事する上で「なぜ迅速・丁寧・確実が重要なのか?」を解説していきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

かたぴ
かたぴ

みなさんこんにちは、この記事を書いたかたぴです。現役でWoltの配達パートナーをやっております(累計配達回数は2500回以上

迅速に配達するとは?

注文が入った店に商品を取りに行き、受け取った商品をお客さんが指定した場所まで速やかに届ける!

安全運転の範囲でこれをいかに早くできるかが配達パートナーに求められる仕事です。

「もう届いた!」という体験を大切に

Woltをはじめとしたフードデリバリーサービスの大きな魅力は注文すると今すぐに届けてもらえるというところでしょう。

この記事を読んでいる方の中には実際に注文したことがある方もいるとは思いますが、あのスピード感にはビックリしたのではないでしょうか?「え!?もう届いたの?」って具合に。

お客さんのそういった「今すぐに届けてくれるから便利!」といった体験を支えるのが配達パートナーの仕事になります。

お客さんは「食事を用意する手間や外食や買い物に行く手間を浮かせられる」というところに価値を感じて、店で食べるより少し高めの金額を払ってでも注文してくれています。

そのためにも我々配達パートナー(みなさん)による迅速な配達が欠かせません。

少しでも早く届けられるよう具体的には以下を意識しましょう。

  • 寄り道をせず速やかに店やお届け先に向かう
  • 信号待ちをしている間に店やお届け先の配達メモを読んでおく
  • 道路が渋滞してそうなら迂回する
  • 時間のかかる信号を回避して手前の交差点で曲がる

もちろん迅速な配達のためには注文を受けた飲食店が商品をスムーズに用意する必要もあるので、すべてが配達パートナーの責任というわけではありませんが、配達のスピード感に大きな割合を占めているのは間違いありません。

品質維持のためでもある

迅速に配達するのはお客さんの「もう届いた!」という体験のためだけでなく、お客さんが注文した商品の品質維持のためでもあります。

マクドナルドのハンバーガーのように出来上がり後にすぐに食べないと風味が落ちるような商品はもちろん、アイスクリームといった溶けてしまう商品を運ぶことも時にはありますから。

例えば以下のような注文した商品に対するお客さんの良くない体験を防ぐことも配達パートナーの仕事です。

  • 時間が経ちすぎて美味しくない…
  • 届いた商品がすっかり冷めてしまっていた
  • アイスクリームが溶けてデロデロになってた…

現実問題、商品が出来上がってからお客さんが実際に食べるまでの間に配達の時間が入るので、店で食べるよりはどうしたって品質は下がります。

なので下がる品質を最小限度に抑えるためにも速やかにお届けするということが配達パートナーには求められますね。

また、品質が下がるのを少しでも抑えるため、Woltの配達パートナーをやるなら断熱性のある配達バッグを使うことも必須です。配達バッグを使わないのはNGですよ!

かたぴ
かたぴ

ここまで迅速な配達についてお伝えしましたが、もちろん安全運転の範囲でね。迅速な配達が求められているとはいえど、信号無視や逆走などの危険運転はしないように。

丁寧に配達するとは?

お客さんが注文した商品をこぼしたり倒したりグチャグチャにしたりせず運ぶ!

お店で受け取ったときの見た目のまま商品を届ける(商品破損させない)ことも配達パートナーの仕事です。

商品破損はお客さんを残念な気持ちにさせる

どんなに迅速に配達したとしても商品破損してしまっては元も子もありません。

破損した商品は見た目的にもよろしくないですし、場合によっては品質に問題が生じることも。

お客さんからしたら、店で食べるより高い金額を払って注文したのに、食べる気の失せるような見た目の商品が届いたらガッカリですよね。

更に返金やら再配達やらでサポートに連絡する手間まで増やされてしまって、たまったもんじゃありません。

Woltで配達する際は以下のような商品破損には十分にお気をつけて。

  • 飲み物がこぼれてしまった
  • ラーメンのスープをこぼしてしまった
  • 寿司が容器の端に全部寄ってしまった

配達バッグの中で商品を固定しよう

配達中の商品破損を防ぐためには配達バッグの中で商品をしっかり固定する必要があります。

また、商品の重さや温度によっても配達バッグへの入れ方を考えないといけません。

配達バッグに商品を入れるときには以下の点に注意が必要です。

  • 商品が倒れたり傾いたりしないように隙間をタオルなどで埋める
  • 重たい商品を下に置き、軽い商品を上に置く
  • 熱い商品と冷たい商品は分けて入れる

スーパーでレジ担当の人がレジ打ちした商品を精算済みカゴに丁寧に積んでいくのと同様に、Woltの配達パートナーも受け取った商品を丁寧に配達バッグに収納していく必要があります。

乱暴な運転は避けよう

Woltの配達中は以下のような乱暴な運転もやらないでください。

  • 急加速したり急ブレーキをかける
  • 急ハンドルを切る(遠心力が強くかかるため)
  • 段差の上や路面がデコボコしている所でもスピードを出す

配達バッグへの適切な収納と同じくらい、揺れを抑えた運転も大事ですよ!

商品破損はお店の梱包の問題のときもある

配達バッグの中に商品を適切に収納し、乱暴な運転をしないよう心がけたとしても、商品破損することがあります。

どうしても配達パートナーの責任にされがちな商品破損ですが、状況によってはそもそもお店の梱包に問題ありということも。

  • 商品の湯気でフタが浮いてしまっている(湯気を逃がす穴の空いたフタを使っていない)
  • 商品を3段4段と縦積みにして重心を高くしてしまう
  • ちょっとでも傾いたら液体が漏れるような容器やフタを使っている
  • 滑りそうな容器のフタの上に他の滑りそうな容器を置いてしまっている

残念ながら「これじゃあ誰がどう配達したってこぼすわな…」という商品に遭遇することもあります。

特にデリバリーを始めたばかりで慣れていない店舗の場合にはどういう容器や梱包だとこぼれやすいのかを知らないということも珍しくありません。

『テイクアウトに適した容器や梱包』と『デリバリーに適した容器と梱包』は違う、これは配達パートナーの嘆きの声でもあります。

かたぴ
かたぴ

商品破損すると結構メンタルやられますが何が原因だったのかを分析して次に活かしましょう。店の梱包が原因であることもあるので、あまり気負いしすぎないように。

確実に配達するとは?

お客さんが注文した商品を指定された場所へと間違えずに届ける!

シンプルですがとても大事なポイントです。

誤配は絶対に避けよう

どんなに迅速かつ丁寧に配達したとしても、商品がお客さんに届かなかったら意味がありません。すべて台無しです。

Woltの配達パートナーとして仕事する上で気をつけなければならない最後のポイント、それは誤配をしないことです。

要するに「違うお届け先に誤って商品を配達してしまわないように」ってことですね。

2020年にコロナウィルスが流行りだしてから置き配が非常に増えました。

特にWoltでは置き配の注文が多いんです。初めて注文したお客さんや現金払いのお客さんを除けば、ほぼすべてが置き配といっても過言ではありません。

しかし、Woltでは置き配した場所の写真をお客さんに送る機能がないので、誤配してしまうとお客さんもどこに置かれたのか分からなくなってしまいます。

仮にお客さんが近くの住宅で自力で見つけられたとしても、誤配したことで配達パートナーやサービスに対する心象が悪くなるのは避けられません。

そのためWoltで配達する際は誤配しないよう以下の点に十分注意してください。

  • お客さんの名前と表札名はあっていますか?
  • 置き配しようとしている建物はあっていますか?
  • 置き配しようとしている部屋番号はあっていますか?

他の住人のご迷惑にならないように

Woltの配達をする上では違うお届け先のインターフォンを鳴らしてしまわないよう十分にご注意を。

いきなりインターフォンが鳴って「なんだなんだ?」と思ったら間違いでしただなんて、間違えられた住人からしたら迷惑極まりないのです。

もしお届け先の住所に不備があって「このお届け先は正しいのか確証が持てない」と思うのであれば、必ずお客さんに電話で連絡しましょう(Woltではお客さんにメッセージは送れないため)

「誤配をしたり他の家のインターフォンを誤って鳴らしたりしてしまうくらいなら、お客さんに電話して確認したほうがはるかにマシ」という考えで配達すると誤配をほぼゼロにできるかなと。

かたぴ
かたぴ

注文して「ようやく届いた!さぁ食べよう!」と思っていたのに商品が見つからなかったらお客さんはとても残念な気持ちになるでしょう。下手したらそのお客さんはもうWoltを利用してくれないかもしれませんよね。そんな事態は絶対に避けなければなりません。

まとめ

Woltの配達パートナーの仕事とはお客さんがWoltで注文した商品を迅速・丁寧・確実に配達する仕事です!

  • 迅速な配達とは、注文が入った店に商品を取りに行き、受け取った商品をお客さんが指定した場所まで届けること
  • 丁寧な配達とは、お客さんが注文した商品をこぼしたり倒したりグチャグチャにしたりせず運ぶこと
  • 確実な配達とは、お客さんが注文した商品を指定された場所へと間違えずに届けること

飲食店・配達パートナー・そしてWoltのサポートチームが協力しあって、注文したお客さんへの期待に応えなければなりません。

各々の役割に責任を持って取り組むからこそ、Woltというサービスが成り立っています。

ぜひとも迅速・丁寧・確実な配達を心がけてくださいね!


Wolt(ウォルト)の配達パートナー向けの解説トップページに戻るにはこちら。

【Wolt】配達員向け解説トップページ