【Uber Eats】タワマンへの配達は大変!配達効率的には避けたほうが無難【配達パートナー向け記事】

かたぴ

みなさんこんにちは、かたぴです。2019年2月にUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして登録し、今もなお現役で配達しております(累計配達回数は10000回以上)

さて、Uber Eatsの配達をしていると必ずといってあるのがタワマンへの配達。

タワマンとはタワーマンションのことです。
25階とか30階とかあるような高層階のマンションのこと。
主要な駅や都心部で配達していると行くことが多いですよね。

そんなタワマンへの配達は初めのうちは楽しい…
ただ、配達に慣れてくればくるほど大変さを感じると思います。

何より、配達効率という観点から言うならタワマンへの配達は避けたほうがいいのです。

タワマンへの配達は時間がかかる

タワマンへの配達は避けたほうがいい。
なぜかというと時間がかかる、この一言に尽きます。

まずはどんなところに時間がかかるのか解説します。

理由①エントランスを見つけるのに時間がかかるから

タワマンのエントランスを見つけるのは難易度が高いです。

一般的なアパートやマンションだと、建物の四方のうちひとつだけが道路に面していることがほとんどじゃないですか。

ところがタワマンの場合、建物の四方すべてが道路や遊歩道に面していることがあります。
住宅が密集していない、広々としたあの余裕感がタワマンならではなんでしょうけれども。

そのためタワマンへのお届けの場合、エントランスを探して建物の四方をぐるぐるとさまよう、なんてことも。

理由②入館するのに時間がかかるから

タワマンはセキュリティーが厳しいところが多いです。
お高いからこそ当然っちゃ当然でもあるのですが。

セキュリティーの代表例は入館手続きですね。
業者用のエントランスや防災センターでの受付で手続きをすることに。

入館手続きではだいたい以下のような項目を記入します。

  • 会社名(Uber)
  • 代表者名(自分の名前)
  • 電話番号(自分の携帯電話の番号)
  • 入館時刻

入館手続きをしないと入館させてくれません。

カードキーが無いとエレベーターにすら乗れないことも多く、配達完了させるためには手続きが必須。
これが配達の時間がかかる理由でもあります。

MEMO

過去に経験した入館手続きでは、身分証明書として免許証も提示したり、記入した電話番号が正しいことを示すために防災センターからスマホに電話をかけてもらって確認したり、なんてことも。

理由③エレベーターでの上り下りに時間がかかるから

エントランスだけでなく、エレベーターまで居住者専用ってことがあるんですよ。
この場合、業者は貨物用エレベーターに案内されます。

で、この貨物用エレベーターってだいたい1基しかないという。
30Fとかあるのに1基だけって…これが非常につらい。

目の前で扉が閉まったり、少し前にエレベーターが行ってしまった瞬間の「あ゛ぁ〜!」感よ。
タイミングが悪いと、次にエレベーターに乗り込むだけで5分以上待たされることも。

引っ越し業者や他の配送業者やタワマンの清掃員もいますから、配達を終えて戻ってくるまでに降りた階でエレベーターが停まったままのほうが珍しいんです。

かたぴ

エレベーターは不確実要素が高いので、運次第で大きく時間が左右されてしまいます。

受け渡しの時間は短いほうが良い

ここまで、タワマンへの配達には時間がかかるということを解説しました。

本質を言うなら、タワマンというよりは到着してから次の配達に行けるまで時間がかかるお届け先は避けようということになります。
ただ、タワマンはその特徴を満たしてしまっているお届け先なので、結果としてタワマンへの配達は大変とよく言われるわけです。

では、なぜ時間がかかるとダメなのか?
一言で言うなら収益性が悪くなる(時給換算が下がる)から。

Uber Eatsの配達は、受け渡しの時間は短いに越したことはないんです。

短時間でどれだけたくさん配達できるかが大事

Uber Eatsの配達はとにかく配達回数が大事。
クエストが配達回数ベースになっていることからも言えますよね。

1時間あたりに3回よりも4回、4回よりも5回のように、たくさん配達できたほうがいいんです。

たくさん配達できるということは、それだけ稼げるということに直結します。

受け渡しが大変でも報酬は変わらない

例えば、『オートロックの無いアパートの1F』と『入館手続きが必要なタワマンの30F』へお届けするとしましょう(店からお届け先への距離はそれぞれ同じとする)。

結論から言うと、得られる報酬はどちらでも同じです。
アパートなら到着から1分以内に渡せて、タワマンなら到着から渡すまで5分以上かかるというのにね。

「なんで報酬が同じなの?」
と言われても、これはUber Eats配達の仕様なのです。

かたぴ

Uberが決めた仕様なのだから配達パートナーにはどうにもできません。我々はボランティアではなく仕事としてやっているので、収益を伸ばすためには当然、受け渡しがラクなのに越したことはないという結論に至ります。

タワマンへの配達のふたつのジレンマ

収益を高めるためにも、タワマンへの配達は避けたほうが良いという話をしてきました。

ただ、タワマンに関してはジレンマがあるんです。

お届け先はどこになるかは分からない

Uber Eatsの配達というのは、商品をピックアップするまでどこのお客さんへお届けになるのか分からない仕様です。

なので、タワマンへの配達は避けようと言っても、完全に避けることはできません。
タワマンの多いエリアから離れているけど、ロングドロップでタワマンへの配達になるということも全然あり得るわけで。

タワマンは寛容な方が多い

やはり住んでいる場所ゆえなのか。

タワマンにお住まいの方々は総じてリテラシーが高く、寛容な方が多いです。

なので難癖をつけてくるような人はほとんどいません。
この点、配達する上では非常に安心できるポイントになります。

かたぴ

Uber Eatsでの注文は店頭価格より高いからこそ、タワマンに住んでいる方(経済的にゆとりがある方)からの注文が多いのもまた事実。

まとめ

  • タワマンへの配達には時間がかかる
  • 受け渡しの時間は短いほうが良い
  • タワマンの多いエリアでの配達は避けたほうが良いが、Uber Eatsの仕様的に完全に避けることはできない

Uber Eatsの配達でサクサク稼ぐためには、1件あたりの配達時間をいかに短くしていけるかが非常に重要です。
タワマンは配達時間が長くなる要素だらけなので避けよう、という話でした。

まぁ一度行ったことのあるタワマンなら少しはマシになります。
エントランスの位置も把握しているでしょうから。

結局、色々な建物の特徴を知るためにも配達回数をたくさんこなすのが大事ですね。