かたぴ
この記事は
「かたぴさんは、なんであんなにも頻繁にUber Eatsで遠征してるの?」
「遠征してなにか良いことあるの?」
という方向けの記事です。
ぶっちゃけ言うと、地方都市への遠征に収益的なメリットはありません。
ただ稼ぐだけであれば都内でやるに越したことはないですから。
余計なコストもかかりませんしね。
ひとつ、自分自身の実体験を聞いていきませんか。
地方都市への遠征はただ楽しいだけじゃない、柔軟に生きていく術を身につけるためにも。
理由①昔から自転車やバイクで旅をするのが好きだったから
やはり「自分の好きには正直に向き合ったほうがいい」と思いますね。
それだけで毎日が相当楽しくなります。
学生時代は自転車旅をよくしていた
自分は大学生のときにサイクリング部に入ってました。
自転車レースというより、遠出とか自転車旅寄りの集団。
そんなおかげで学生時代は自転車三昧の日々。
東京から自転車で、北は北海道まで、南は九州まで行ったこともあります。
社会人になってから旅をする機会が減ってしまった
やはり会社員だと学生時代の休みの多さには勝てません。
自分は2015年4月に新卒として入社しました。
一応その年にバイクの免許(普通自動二輪)も取って、ライダーになったんですけどね。
しかしまぁ会社員になってから旅に行く機会の減ったこと減ったこと。
完全週休二日制だったり連続5日間の夏休みを取れたりしたので、そういうときは長時間の旅ができます。
あとは祝日が土日に続いたときくらい。
今振り返ってみると、個人で稼ぐ力(このブログもそうですが)を身に着けて、「もっと早い段階から会社にすがりつかなくても生きていけるよう頑張れば良かった」とは思いますね。
遠征してるときは最も自分らしくいられる
こんな感じに10年以上も自転車やバイクで旅をしてきた自分からすると、Uber Eatsで遠征をするのはめちゃくちゃ楽しいんです。
遠征するにあたって、以下のような予定を決める時点からワクワクしますね。
- 遠征の日程
- どういったルートで行くか
- 遠征中の過ごし方
- 行きたい観光スポット
- どこに宿泊するか(拠点)
道中は長距離ツーリングみたいなもの。
いつもと違う場所を走るだけでも新鮮味がありますね。
実際に配達をしている間も、知らない土地をひたすら走り回れる。
配達を繰り返しているうちに頭の中に地図も出来上がってきて快感。
ただ遊びで遠くまで行っているのではなく、れっきとしたひとつの仕事。
仕事なのでちゃんと収入を得ることができるわけです。
かたぴ
理由②同じ街で仕事をすることに飽きてきたため
「いろいろな場所で仕事をしてみたい」という気持ちが最近強いです。
自分にとって、ずっと同じ場所というのは性に合わないのかなって。
同じオフィスで仕事をする会社員時代
毎日同じ通勤経路で電車に揺られ、最寄り駅から会社まで歩き、あとはひたすら屋内で仕事。
会社員のときはオフィス勤務でしたから、仕事場はいつも屋内です。
仕事中に外に出るのはランチのときくらいで、それ以外で外に出ることはほぼありませんでした。
実は新卒入社の会社で仕事に悩んだとき、タクシードライバーに転職しようかなって思ったこともあったんですよ。
まぁ結局ならなかったんですが。
学生時代から自転車で走りまくって屋外を楽しんでいた自分からすると、屋内で仕事し続けるのは「性に合っていなかったなぁ」って今思います。
Uber Eats専業になって外に出る機会が一気に増えた
2019年9月、自分は2018年3月に転職して入社した二社目の会社を辞めました。
そう、Uber Eats専業になったのです。
これまではスマホアプリを作るエンジニアをしていたので、仕事は全然違う職種に。
最初は副業として始めたUber Eatsでしたが、自転車で走り回るのが楽しくて楽しくて。
外に出て、天気や気温を感じながら走り続けて、変わる風景をひたすら感じることが楽しい。
どうしても「もっと走りたい」という自分の正直な気持ちを抑えられませんでした。
Uber Eats専業になってからは、これまでとは比べ物にならないくらい外に出ることが増えましたね。
違う街の土地勘が身につくとドーパミンがドバドバ
Uber Eatsで遠征して、違う街の土地勘を得られるのは非常にワクワクするんですよね。
みなさんにも薄っすらと記憶のある街ってあるんじゃないでしょうか。
- 家族旅行で来たことがある街
- 自転車やバイクでの旅で通過した街
- わずかしか頭に風景が思い浮かばない街
そんな街へ遠征することで、風景や道路のつながりを一気に把握できて、かつての曖昧だった街の風景が頭の中にインプットされて鮮明になった状態はもうね、ドーパミンがドバドバですよ。
キモチィィイィイィ!!
例えば仙台駅西口なら、駅から近い順の南北を貫く道路が、駅前通、愛宕上杉通、東二番丁通、国分町通、晩翠通、西公園通みたいな。
こんな感じで主要な道路の名前を覚えたり、道路のつながりを覚えたり。
あとは、どんなお店がどの道路に面しているのかとか、ピックアップ時にどの辺にバイクを停めようかとか。
そんな細かいことをひたすら学習していくと、自分の脳は快感でしかありません。
同じ街に飽きるというのは贅沢な悩みでもある
専業になってからの自分の配達拠点は埼玉県さいたま市。
始めのうちはさいたま市でひたすら配達をこなしてました。
主要な通りから住宅街まで、多くの道の繋がりを把握できるようになり、効率的に配達できることも増えましたね。
そんな生活を続けて早1年。
自分は、さいたま市だけでなく色々な街でUber Eatsの配達をやるようになりました。
先ほどの『理由①』のように遠征が旅として楽しいのはもちろんなんですが、同じ街で配達を続けていると段々飽きてきちゃいまして。
正直、Uber Eatsの配達において同じ街に飽きるってのは贅沢な悩みなんですよ。
土地勘がすべてと言ってもいい仕事なので、同じ街で配達し続けて、その街に慣れるに越したことはないからです。
あんなに外に出たがって、走りまくって変わる景色を楽しんでいたのに、今はもうずっと同じ街ってだけで新鮮味がどんどん薄れてきちゃう。
かたぴ
理由③どこの都市に行っても生きていけるというマインドを鍛えるため
「生活するのに特定の場所へのこだわりを捨てる」とも言えますね。
そのときのライフスタイルに応じて柔軟に動くために、「この街じゃないと自分は生きていけない!」とか「引っ越しとか無理!」という考えにならないよう最近意識しています。
地方で暮らしたい
学生時代の頃から自分は「将来は地方で暮らしたい」と思っていました。
老後とかではなくて、働き盛りの頃からね。
自分は神奈川県の川崎で生まれ、2,3歳くらいで東京の練馬に引っ越して、それ以来は20年近く練馬で過ごしてたんです。
なので生粋の都会っ子。
ただ、夏休みにはよく父方の祖父母がいた大分県に遊びに行ってたんです(社会人になる前後に二人とも亡くなっちゃったけど)
やはり地方ののんびりとした空気も、人混みもそこまで無い、あの感じが好きでして。
遠征することで地方都市でお試し生活ができる
Uber Eatsの遠征をすると現地で収入を得ながら生活を試すことができます。
宿泊費こそ高くは付きますが、電気ガス水道の契約もいらないし、住民票を移す必要もありません。
スマホ・車両・ウバッグさえ用意すれば、Uber Eats対応エリアならどこでも仕事ができちゃう。
大都市での生活に慣れた人がいきなり地方都市に引っ越すのはハードルが高いでしょう。
飲食店や遊ぶ場所がどんなものか、車社会、知り合いがいない、暮らすのに便利そうな街が分からない…などなど。
引っ越しにはお金だけでなく時間も労力もかかります。
ハードルが高いからこそ、まずはお試しで生活してみるのも良いんじゃないでしょうか。
シミ&ブーストのような高収益な環境に慣れすぎないように
これはUber Eats特有の話ではありますが、地方都市に頻繁に行くのは東京のシミ&ブーストのような高収益な環境に慣れすぎないようにというのもあります。
高収益な環境に慣れすぎると自分のフットワークが重くなるし、ずっとUber Eatsの仕事をする生活に満足してしまうからです。
詳しくは下記の記事に書いたので、興味のある方はぜひ。
理由④リスクを取って行動することに慣れるため
例えリスクがあるとしても、何も挑戦しない人生になることだけは避けたいですね。
新しいことをやるには不安はつきもの
楽しそうに遠征しているように見えるかもしれませんが、今でも遠征に出発するときが一番気が重いです。
「道中なにかあったらどうするか?」とか「余計な出費してまで行く必要あるのか?」とかね。
そりゃあ自宅の近所だけで配達してれば余計な不安を抱えなくていいんです。
何かあってもすぐに家に帰れるというのは非常に大きい。
このように遠征というのは、家賃以外に余計な出費をしてでも不慣れなことをするという、人間としての生存本能を脅かす行動でもあるわけです。
遠征して自分自身の不安に打ち勝つ
でも、安心に浸かりすぎて新しいことをやるのが億劫になってしまうマインドになってしまうのは避けたい。
いわば、新たな学びや行動をせず過去の自分に満足してしまう状態。
そのような状態は成長が止まったも同然と自分は思っています。
遠征をすることで、自分の不安に打ち勝ち、リスクを取ってでも行動してみるという思考を定期的に思い起こすことができるわけです。
挑戦したからこそ得られた経験や人とのつながりがある
遠征という不慣れな行動にあえて挑む、すなわち挑戦をすることで以下のように得られる知識や経験、人とのつながりがあります。
- 土地勘(道路のつながり、加盟店の位置、駅ごとの立地など)
- その地域の有名なお店
- 旅先で仕事して収入を得るということ
- 居住地とは違う場所で暮らすということ
- 現地の配達員や加盟店とのつながり
こういった経験は待っていたら得られません。
自分の意志で遠征すると決め、実際に現地まで向かったからこそ得られたわけですから。
かたぴ
まとめ
- 昔から自転車やバイクで旅をするのが好きだったから
- 同じ街で仕事をすることに飽きてきたため
- どこの都市に行っても生きていけるというマインドを鍛えるため
- リスクを取って行動することに慣れるため
以上、自分が頻繁に地方都市に遠征するようになった4つの理由でした。
誰からの許可を得ることもなく、特に申請をすることもなく、遠い場所で今日からでも仕事ができるというのはありがたいことです。
いい時代になりましたよね。
この環境を活用しない手はありません。
少しでも参考になってもらえたら幸いです????