【Wolt】同時配達の特徴・1件配達モードの活用方法【配達パートナー用マニュアル】

※この記事は既にWoltの配達パートナーをされている方向けの記事になります。

Woltの同時配達とは2件以上の商品をいっぺんに配達バッグに入れて配達することを指します。

同時配達になると配達の難易度は上がりますが、Woltで少しでも稼ごうと思ったら同時配達は避けては通れません。

ちなみにWoltには同時配達の無い「1件配達モード」という配達モードも用意されているので、同時配達をしたくない方は設定画面で1件配達モードを選んだ上で配達しましょう。

そこでこの記事ではWoltの同時配達の特徴や1件配達モードとの比較について徹底解説!

Woltの同時配達についてもっと詳しく知りたい方や、同時配達について悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。

かたぴ
かたぴ

みなさんこんにちは、この記事を書いたかたぴです。現役でWoltの配達パートナーをやっております(累計配達回数は2500回以上

Woltの同時配達の特徴

まずはWoltの同時配達の特徴を5つを見ていきましょう。

  • 特徴①違う店で続けて商品を受け取ることがある
  • 特徴②先に受け取った商品を先に届けるとは限らない
  • 特徴③最大で4件までの同時配達がある
  • 特徴④同時配達になるかどうかは直前まで分からない
  • 特徴⑤配達遅延になってでも同時配達の配車が優先されがち

特徴①違う店で続けて商品を受け取ることもある

Uber Eatsだと同時配達のときって同じ店で商品を複数件受け取りますよね。

一方のWoltの同時配達では必ず同じ店で商品を複数件受け取るとは限りません。

むしろWoltでは違う店同士での同時配達になることのほうが多いです。

ある店で商品を受け取ったら、その商品を届ける前にそのまま別の店に移動して更に商品を受け取るって感じですね。

特徴②先に受け取った商品を先に届けるとは限らない

Woltの同時配達では先に受け取った商品を先に届けるとは限りません。

つまり後に受け取った商品を先に届けることもあるということです(上記画像の例で、先に受け取った店Aの商品の配達が後になっている)

そのため誤配には十分注意!

渡そうとしている商品がどの店のものなのか?注文番号は合っているか?をよく確認してくださいね。っ

特徴③最大で4件同時までの同時配達がある

Woltの同時配達は最大で4件同時まであります!

つまり、注文4件分の商品を全部配達バッグの中に入れて運ぶことがあるというわけです。

「うげぇぇ」って思う方もいることでしょう。

もちろん4件同時は滅多に引き当てられるものじゃないですけどね。

自分も1000回以上配達してきて4件同時はまだ一度しか遭遇したことがないもので。

Woltでの同時配達は大半はダブル(2件同時)で、たま〜にトリプル(3件同時)があるかなというくらいです。

特徴④同時配達になるかどうかは直前まで分からない

「Woltで同時配達になるかどうか?」はピックアップに向かう直前まで確定しません。

具体的には、同時配達があるかと思ったら1件だけの配達になってしまったり、逆に1件だけの配達だと思ったら直前でもう1件入ってきて同時配達になったり。

なぜこんなことが起こるのかというと、Woltではその都市の配達状況(新規注文の有無、配達パートナーの数、配達パートナーの現在地など)に応じて次以降のピックアップを最適な配達パートナーに自動で再割り当てする仕様だからです。

なので、Woltで配達をしていると下記の画像のように配達予定時間の欄がリアルタイムに変化するんですよね。

上記の例だとピックアップとドロップオフの間に『他2つのタスク』と書かれているので『現在向かっているピックアップの他にもう1件の配達が控えている』と判断できます。

ただ、このもう1件の配達というのが再割り当てにより無くなってしまう可能性があるということです。

特徴⑤配達遅延になってでも同時配達の配車が優先される

Woltの配達依頼の割り当てには配達パートナーを無駄遣いしないという特徴が強く出るんですよね。

どういうことなのかというと、Woltでは同じ方向のドロップ(お届け)の場合は一人の配達パートナーにピックさせる傾向があるということです。

悩みどころなのは、上記の傾向は大きく配達遅延になったとしても同時配達になりがちということ。

つまり、配達遅延になってでも同時配達の配車が優先されるということです。

時には「ここまで遅延するなら同じ方向だとしても別の配達パートナーに割り振ったほうが良かったんじゃ・・・?」と思うことも。

かたぴ
かたぴ

Woltの同時配達はUber Eatsと仕組みが大きく異なるので、Uber Eatsでの配達に慣れていると初めは戸惑うかもしれません。

配達バッグに入り切らないときはキャンセルしよう

先ほどWoltの同時配達の特徴として「最大で4件までの同時配達がある」と書きました。

当然このように思う方がいるはずです。

「もう配達バッグに入り切らないのに、同時配達になって更にピックしろと言われてしまうこともあるのでは?」

はい、大正解です。

現実には4件同時でなくとも商品数によっては3件同時ですら難しいこともありますからね。

これ以上配達バッグに入り切らないときはサポートに連絡して次のピックは外してもらいましょう。

配達バッグに入り切らないときのキャンセル手順は以下の通りです。

左上の三本線を押す
サポートを押す
メッセージを送信を押す
現在の配達についてを押す
配達依頼をキャンセルしたいを押す
すでに配達依頼を受けているを押す
配達バッグがいっぱいを押す

あとはサポートが次のピックを外してくれるのを待ちます。

ドロップへ向かう画面に切り替わったら既に配達バッグに入っている商品をさっさと届けて、配達バッグの中を少しでも空けましょう!

かたぴ
かたぴ

配達バッグに入り切らないという理由で何度配達キャンセルしてもペナルティーは無いので安心してくださいね。

1件配達モードなら同時配達もなくなる

ここまでWoltの同時配達の特徴を解説してきましたが、やっぱり「自分はどうしてもWoltで同時配達をやりたくない!」という方もいらっしゃるかと思います。

そんな方は1件配達モードで配達しましょう!

1件配達モードとは?

Woltの1件配達モードとは同時配達がOFFになる配達モードのことです。

つまり「商品を1件受け取ったらすぐにお届け先に届ける」を繰り返すことになります。

1件配達モードの設定方法

1件配達モードにしたい場合はWoltの配達アプリの設定画面を開きましょう!

左上の三本線を押す
設定を押す
配達モードを押す
1件配達モードを選択する
注意

オフライン状態でないと配達モードは切り替えられません。オンライン中に配達モードを切り替えたくなったら一旦配達依頼を受けるのをやめて、オフラインにした上で変更して下さい。

1件配達モードだと拒否ボタンが表示される

Woltで1件配達モードを選択していると配達依頼が入ったときの青い画面上に拒否ボタンが表示されます。




同時配達モードの場合は拒否ボタンが表示されないため、配達依頼が消えるまでしばらく放置するか、サポートに連絡して配達依頼を外してもらわなければなりません。

その点1件配達モードなら拒否ボタンを押すことですぐに配達依頼を外すことができますよ。

かたぴ
かたぴ

1件配達モードだと稼ぎは悪くなりますが、とても気軽にWoltの配達ができるようになりますね。

同時配達モードはどんな人にオススメ?

さて、Woltには『同時配達モード』と『1件配達モード』の2種類の配達モードがあるという話をしてきました。

「自分はどっちの配達モードで配達したらいいんだろう?」と思う方もいるかもしれません。

Woltで以下のような方は同時配達モードでの配達がオススメ!

  • 少しでも稼ぐチャンスを増やしたい方
  • 土地勘に自信のある方
  • 入った配達依頼を淡々とこなしたい方

ひとつひとつ見ていきましょう。

少しでも稼ぐチャンスを増やしたい方

Woltは基本料金と距離料金の仕組み上、同時配達だと効率よく稼ぐことができます。

もちろん同時配達になるかどうかはその時の運次第ではありますが、少なくとも同時配達モードにしていれば稼ぐチャンスが増えますね。

「多少配達の難易度が上がっても少しでも稼ぎたい!」という方は同時配達モードがオススメです。

土地勘に自信のある方

同時配達の場合、配達が後になったお客さんが待ちぼうけにならないよう(配達遅延を少しでも減らせるよう)迅速に配達しなくてはなりません。

そのためにも土地勘に自信のある方のほうが同時配達には向いてますね。

「お店やお届け先のピンの位置を見るだけで大体どの辺りか分かるよ!」という方は同時配達モードがオススメです。

入った配達依頼を淡々とこなしたい方

同時配達モードは1件配達モードと比べて、配達依頼を選ばず割り振られた配達依頼を淡々とこなすという側面が強いです。

ロボットのような働き方というと聞こえは悪いですけどね…笑

「配達依頼は基本全部受けてるよ!」という方には同時配達モードがオススメです。

かたぴ
かたぴ

Uber Eatsや出前館など他社で同時配達を当たり前のようにやってきた方であれば、Woltも同時配達モードでやって全然問題ありません。

1件配達モードはどんな人にオススメ?

さて、ここまで同時配達モードがオススメな人について解説をしてきました。

最後に1件配達モードがオススメな人について解説して終わりにしたいと思います。

Woltで以下のような方は1件配達モードでの配達がオススメ!

  • 配達初心者の方
  • トラブルのリスクを極力下げたい方
  • 特定の店舗でずっと配達したい方

ひとつひとつ見ていきましょう。

配達初心者の方

Woltの配達アプリの使い方や配達のコツがあまりよく分かっていない状態なら、まずは配達の仕事に慣れることが先決。

ましてや土地勘もない状態だと店やお届け先の場所を探すのにも苦労するかも?

同時配達モードにしたことでいきなり同時配達を引き当ててしまうと配達の難易度が上がってしまいます。

もし商品をこぼしたり道に迷ったりして大幅な配達遅延を引き起こしてしまうと、下手すりゃトラウマになりかねません。

慣れないうちの最初の配達はとにかくハードルを低く!

配達モードはいつでも変更できますし、配達に慣れてから同時配達モードに変更しても全然遅くはありませんよ。

「他社含め配達パートナーの仕事はWoltが初めてだよ!」という方には1件配達モードがオススメです。

トラブルのリスクを極力下げたい方

同時配達になると以下のようなリスクがどうしても高まります。

  • 配達バッグへの収納が難しくなる
  • 商品を取り違える可能性が生まれる
  • 配達が後になったお客さんが配達遅延になりがち

同時配達は1件だけの配達に比べると配達の難易度が上がりがち。

また、大きく配達遅延してしまうと商品をお客さんに渡すときにお客さんから不満を口にされることも?

「稼ぎが下がってもトラブルは極力避けたい!」という方には1件配達モードがオススメです。

特定の店舗でずっと配達したい方

特定の店以外の鳴りはすべて拒否。

なんとも極端な戦略ではありますが、そういった配達も全然アリ。

自分もマクドナルドの従業員なのかと言わんばかりに、特定のマクドナルドだけをひたすら狙って配達していたときも過去にはありました笑

同時配達モードだと特定の店だけを狙った配達は面倒です。鳴ったときにすぐに拒否ができないので。

「この店の商品をずっと配達していたい!」という方にも1件配達モードはピッタリです。

まとめ

Woltの同時配達の特徴は以下の通りです。

  • 特徴①違う店で続けて商品を受け取ることがある
  • 特徴②先に受け取った商品を先に届けるとは限らない
  • 特徴③最大で4件までの同時配達がある
  • 特徴④同時配達になるかどうかは直前まで分からない
  • 特徴⑤配達遅延になってでも同時配達の配車が優先されがち

Woltで少しでも稼ぎたい方は同時配達モードで、少しでも気楽に配達したい方は1件配達モードで配達しましょう!


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