みなさんこんにちは!
週3でパーソナルトレーナー付けて筋トレしてるかたぴです!
筋トレを始めるとプロテインを飲み出す人が多いと思います。
プロテインを飲むのはタンパク質の補給のため。
タンパク質は筋肉を始めとした身体を作るために必要な栄養素です。
もちろんタンパク質を補給することはとても大事。
ただ、プロテインはタンパク質補給のための手段の一つでしかないというのは言っておかねばならんのです。
そこでこの記事ではプロテインは飲むことが目的ではなく手段であるという話をしたいと思います。
食事だけでタンパク質が十分に摂れるならプロテインは不要
結論から言うと、食事だけでタンパク質を十分に摂れるなら、プロテインは飲まなくてもいいです。
その理由は、食事であれば消化にエネルギーが使われるから。
特に減量のときには効果を発揮します。
もともとプロテインを飲むというのはタンパク質の摂取のために行うこと。
食事だろうが、プロテインだろうが、タンパク質が含まれているものを摂取することに変わりはないのです。
プロテインは飲むことが目的ではなく手段であるという理由はここにあります。
プロテインは食事でのタンパク質の不足分を補うために飲む
時間的に食事ができないとき
筋トレを始めると推奨される食事の頻度の高さにびっくりすることでしょう。
朝昼晩の1日3食だったのが、1日5,6食とかに増えるのですから。
大体3時間おきに1食のような感じです。
もちろんその分1食あたりの食事量は減るんですけどね。
(ボディービルダーだと1日8食とかもするみたいですよ)
さて、それだけ食事の頻度を増やさなければならないとしても増やせないって人は現実的に多いと思います。
例えば日中仕事してる会社員なら尚更ですよね。
とは言え、食事ができないからといって1食あたりの時間を6,7時間も空けてしまうのはオススメしません。
時間が空いてしまうと体内のアミノ酸濃度が下がってしまい、カタボリック(筋分解)が発生してしまうからです。
カタボリックを防ぐためにも、時間的に食事ができないときはプロテインで補いましょう!
これ以上食事できないとき
一方で、頑張って食事だけでタンパク質を摂ってきたけど、これ以上食事ができないというケースがあります。
具体的にはこれ以上食事するとカロリー、糖質、脂質をオーバーしてしまうときですね。
特に減量期ではより意識する必要があります。
先程と同様、これ以上食事ができないからとはいえ、1食あたりの時間を6,7時間も空けてしまうのはオススメしません。
理由も同じでカタボリックを防ぐためです。
プロテインであれば糖質や脂質の量も少なく済みます。
どうしてもこれ以上食事ができないときもタンパク質はプロテインで補いましょう!
1日のタンパク質摂取量の目安
「じゃあ1日にタンパク質をどのくらい摂取すれば良いのか?」
みなさんも気になりませんか?
そこで、筋トレをしている人には
1日のタンパク質の目標摂取量(g)=自分の体重(kg)の数値×2
という大まかな目安があります。
例えば、あなたの体重が60kgであれば、
60×2=120g
が1日のタンパク質の目標摂取量になるってことですね。
・・・これだけの量って結構意識して摂らないと難しいんですよ。
普通に生活してたらまず足りない。
ただ美味しければ良いのではなく、タンパク質が多く含まれてるかどうかという視点で食事をする必要があるわけで。
タンパク質の目標摂取量はその人の目的によって異なります。
ボディービルダーであれば、
1日のタンパク質の目標摂取量=自分の体重(kg)の数値×3〜5
と言われるほど。
逆に全く筋トレや運動していない人であれば、
1日のタンパク質の目標摂取量=自分の体重(kg)の数値×1
で問題ありません。
まとめ
- プロテインはタンパク質を摂取するために飲むもの
- 食事だろうがプロテインだろうが、タンパク質を摂取することに変わりはない
- 食事だと消化時にエネルギーが使われるので減量時に特にオススメ
- 時間的に食事が難しいときや糖質や脂質をオーバーしそうなときはプロテインで代用しよう
- 1日に6,7時間もタンパク質摂取の時間を空けてしまうのはカタボリックの原因なるので避けよう
以上、プロテインはタンパク質摂取のための手段であるという話でした。
筋トレを始めたての人はプロテインを飲むことが目的になりがち。
もちろんカタボリック(筋分解)を防ぐためにはとても大事なことです。
ただ、タンパク質が摂れるなら食事だろうがプロテインだろうがどちらでもいいのです。
むしろ減量であれば食事のほうがエネルギー消費につながりますから。
何のためにプロテインを飲んでいるのか?
そのことが伝わったならば幸いです。