かたぴ
さて、先日、以下のようなツイートをしました。
【Uber Eatsの配達時に気をつけること】
・スマホホルダーを使う
・通話のできるスマホを使う
・モバイルバッテリーを持参
・お届け先の住所をよく確認
・挨拶をしっかり
・料理をこぼさない
・車道の右側を逆走しない
・歩行者の多い道は最徐行
・定期的な車両のメンテナンス
・水分補給は欠かさずに— かたぴ@旅するバイク乗り???? (@katapi1103) May 14, 2020
・スマホホルダーを使う
・通話のできるスマホを使う
・モバイルバッテリーを持参
・お届け先の住所をよく確認
・挨拶をしっかり
・料理をこぼさない
・車道の右側を逆走しない
・歩行者の多い道は最徐行
・定期的な車両のメンテナンス
・水分補給は欠かさずに
この記事では上記について深堀りしていきます。
少しでも、Uber Eatsの配達パートナーとして頑張ってみようと思っている方のためになれば幸いです!
持ち物で気をつけること
まずは持ち物から。
スマホとモバイルバッテリーが重要です。
その①スマホホルダーを使う
2019年12月、運転中のながらスマホが厳罰化されました。
ながらスマホによる違反点数も3倍になり、反則金も大きく増えています。
もはや社会的に、スマホを手に持って運転することには厳しい目が向けられているわけです。
このような状況の中で、スマホを手に持ってUber Eatsの配達をするというのは、言葉はキツいですが正直愚かと言わざるを得ません。
特に自転車で配達している方に多い。
Uber Eatsの配達をするならスマホホルダーは必須です。
スマホホルダーなんて大体2,000円台で買えるのに、使わずに最大5万円の罰金のリスクを負いますか?
スマホを手に持ってUber Eatsの配達をするのは危ないので絶対にやめましょう!
個人的にはバイク用のスマホホルダーはRAM MOUNT(ラムマウント)のX-GRIP推し。
少々値段は高いですが、250ccバイクに乗ってた頃から愛用しており、高速道路でビュンビュン風が吹く中で使ってもスマホがビクともしない安定性があります。
その②通話のできるスマホを使う
SIMフリーのスマホも増えてきて、データ通信専用のSIMカードを契約してスマホを使う人も増えてきました。
ただ、Uber Eatsの配達をするならば通話のできるスマホは必須です!
なぜかというと、住所不備やお届け先を見つけられないときにお客さんと電話することがあるからです。
もちろん電話の前に配達用アプリ内のメッセージだけで解決できるのが理想。
ただ、メッセージに気づかないお客さんやアプリの仕様でメッセージできないお客さんもいます。
万が一のトラブルのときにもサポートセンターと電話することになりますから、電話のできるスマホは必ず持参しましょう!
その③モバイルバッテリーを持参
スマホやモバイルWi-Fiのバッテリーが無くなってしまうと、Uber Eatsの配達は一切できなくなります。
- お届け先住所が見られなくなる
- お客さんとやり取りできなくなる
- サポートセンターに電話できなくなる
焦ること間違いなし。
配達遅延のために、お店やお客さんから低評価をもらってしまうリスクも大きく上がってしまうでしょう。
不測の事態に備えるためにも、Uber Eatsの配達ではモバイルバッテリーは必須アイテム!
特に長時間ガッツリ配達をやろうと思うなら尚更必須です。
配達中は常にGPSで位置情報取得してるから、スマホのバッテリーの消費が早いんですよね。
まぁここまで大容量の重たいモバイルバッテリーでなくてもいいんですが、自分の配達時間に応じて適切な容量のモバイルバッテリーを1個は持参することを強く推奨します。
かたぴ
低評価を防ぐために気をつけること
自分自身の行動で、低評価のリスクは大きく減らすことができます。
その④お届け先の住所をよく確認
Uber Eatsの配達パートナーは、お店から預かった商品を迅速・丁寧・確実にお客さんへ配達するのが仕事です。
確実というのは、お客さんが指定した住所に正しく配達することを意味します。
残念ながら、お客さんの指定する住所が必ずしも正しいとは限りません。
住所不備はUber Eatsのアプリの使いづらさから生じる問題でもあるし、お客さん自身のヒューマンエラーからも起こります。
また、Uber Eatsのアプリのバグもあり、正しい住所にお届け先のピンが表示されないこともあります。
こういった状況の中でも、お届け先が正しいかどうかを確認し、それでもお届け先を一意に特定できない場合はお客さんとメッセージや電話でやり取りして正しいお届け先を把握する必要があります。
そのような行動にこそ、Uber Eatsの配達パートナーとしてのプロらしさが現れると個人的には思うんです。
特に今は置き配も増えてきて、お客さんと対面せずに配達が完了することも増えました。
置き配はお客さんと対面しないからこそ誤配が起こりやすいので注意。
「置き配で配達完了の通知が来たのでドアを開けてみたら商品がない…!」
お腹を空かせて待っていたお客さんの気持ちを考えたら、さぞガッカリすることでしょう。
誤配が発覚すると低評価のリスクがあるのはもちろん、後でUberから警告が来ます。
そりゃそうですよね。
配達のプロであるべきなのに、仕事をまっとうしていないわけですから。
誤配を繰り返すとアカウント停止になるかも?
誤配によるお客さんの金銭的損失はUberが補填しないといけませんから、ビジネス上の理由からも金銭的損失を膨らませる配達パートナーは首を切られても仕方ありませんよね。
そのようなリスクを減らすためにも、お届け先の住所はしっかり確認しましょう!
その⑤挨拶をしっかり
Uber Eatsの配達をやっていると初めて会う方々がたくさんいます。
お店の店員さんに、お届け先のお客さん。
関わる時間は短いけれど、人と人が対面していることに変わりはありません。
お店に着いたときもお客さんの家に着いたときも挨拶はしっかりしましょう!
あまり当たり前とか常識とかという言葉は使いたくないのですが、挨拶だけはやって当然だと思います。
さて、お店に到着して注文番号だけを告げる配達パートナーがいます。
せめて何か一言挨拶しましょうよ。
入店時に「失礼します!」や「Uber Eatsです!」
商品の受け取り時に「お預かりします!」や「ありがとうございます!」
退店時に「失礼しました!」
いってらっしゃいの声かけに「ありがとうございます!」や「行ってきます!」
あくまで一例ですけどね。
でも、言うのと言わないのだと印象が全然変わりますよ。
お客さんのところも同様です。
インターフォンを鳴らしたら「こんにちは、Uber Eatsです!」
オートロックを開けてもらったら「ありがとうございます!」や「失礼します!」
商品の受け渡しの際に「お待たせしました!」や「ありがとうございました!」
去り際に「失礼しました!」
別に難しい敬語(言葉)を使う必要なんてないんです。
ありふれた簡単な言葉で大丈夫。
言うか言わないか、ですね。
会っている時間が短いからこそ、そのわずかな時間で印象が決まります。
印象を良く与えることができれば低評価のリスクも減りますよ。
その⑥料理をこぼさない
先ほど「Uber Eatsの配達パートナーは、お店から預かった商品を迅速・丁寧・確実にお客さんへ配達するのが仕事です」と書きました。
丁寧に配達する。
言うまでもないですね。
配達した商品がグチャグチャになったり中身を派手にこぼしたりしたら、お客さんはもちろん、商品を用意したお店も残念な気持ちになるでしょう。
何より商品の破損次第ではクレームになります。
クレームになればメンタルをやられる人もいるでしょうし、クレーム対応に時間が取られてしまいます。
もちろんクレーム対応に時間を割いても一切収入にはなりません。
なので配達効率という観点からも、商品を破損してしまうのは何が何でも避けたいところ!
商品の破損を防ぐためには、ウバッグの中で商品が動いたり倒れたりしないようガッツリ固定するのはもちろんのこと、走行中に衝撃の多い道を避けるということも必要です。
もちろん商品の破損すべてが配達パートナーのせいだとは言いません。
自分も配達しているから分かりますが、明らかに梱包がひどい店もあるからです。
「こんなのこぼさずに運ぶほうが難しい!」っていうような店がね。
でも、お客さんからしたら梱包が甘いかどうかなんて、そんなの分かりません。
仮に梱包がひどくても「配達パートナーが丁寧に配達しなかったら商品が破損した」っていう風に思われるんです。
それによってお客さんから配達パートナーに対して低評価が付けられる。
なんとも理不尽な話でしょう?
でも、これがUber Eats配達の現実なんですよね。
そういう理由から、料理をこぼさないために梱包がひどい店にはそもそもピックアップに行かないという考えも重要。
そのためには、鳴ったときのピンの位置だけで店を見分けられるようにして梱包がひどい店だと分かったら拒否するようにしましょう。
かたぴ
安全な配達のために気をつけること
楽しい配達も事故ったら台無し。
最後に安全な配達のためにできることを解説します。
その⑦車道の右側を逆走しない
これは自転車で配達される方向けですね。
Uber Eatsの配達パートナーに限った話じゃないですが、未だに車道の右側を逆走する自転車がいます。
最近では自転車ナビマークといった水色の矢印で自転車の進行方向を示すペイントがされる道路も増えてきましたが、それでも逆走する自転車はいるんですよね(正直、目ン玉ついてるのかな?って言いたいところですが…)
自転車が免許無しで運転できるからなのか免許持っててもペーパードライバーだからなのか分かりませんが、「車から見て自転車の自分がどう見られているのか?」が分かっていない自転車乗りが多いように思えます。
カーブにせよ十字路にせよ、車道の右側を逆走すると、車道の左側を走る車のドライバーから見つかりづらくなります。
ちなみに2013年12月1日に改正道路交通法が施行されました。
自転車が車道の右側を逆走すると3ヶ月以下の懲役または罰金最大5万円ですよ。
危険ですから車道の右側を逆走するのは絶対にやめましょう!
その⑧歩行者の多い道は最徐行
今でこそバイクでUber Eatsの配達やってますが、かつては自転車で配達してました。
学生時代にサイクリング部に入っていたので、その延長線上みたいな感じでしたね。
もちろん相当な距離走ってきましたから、危うく事故りそうになったヒヤッとした場面もあります。
そんなときって、車やバイクにぶつかりそうになるより、歩行者とぶつかりそうになることのほうが多いんです。
特に気をつけるべきなのが歩行者を後ろから追い抜かすとき。
歩行者が突然進路を変えたり、いきなり立ち止まったり、いきなり歩き出したりすることがあるからです。
車で例えるなら、後ろも見ずに車線変更したり急停車したりするようなもの。
「車の運転中にそんなこと危なくてできんわ!」って思うかもですけど歩行者はそうではありません。
もしも自転車の運転中に歩行者と事故ったら?
歩行者が周りを見ていなかったり急に飛び出してきたりでも、交通弱者の観点から自転車側の過失割合が大きくなります。
これまた理不尽かもですが、日本の交通事故はそういう風に扱われるんですよ。
特にUber Eatsの配達やってると感じると思いますが、駅前などの人通りの多いところに提携店が多いですよね。
どうしたって歩行者が多い道は避けられませんから、歩行者が行き交うときは最徐行するに越したことはありません。
まぁ万が一のときのためにUberの保険もありますが、個人的には自転車だろうがバイクだろうが任意保険に入っておくの推奨です。
(Uberの保険を使うと事故の調査のために一時的にアカウント停止になって配達ができなくなるらしい)
その⑨定期的な車両のメンテナンス
自転車、バイク、軽貨物。
相棒というだけでなく、Uber Eats配達の大事な仕事道具でもあるわけです。
配達中に車両に不具合が生じると配達効率に影響が出ます。
配達遅延になりかねないし、状況次第では配達中止になります。
注文が多い時間帯とかクエストの途中とかだと最悪ですからね…
出発前にざっくり確認しておきましょ。
自転車ならこんなところでしょうか。
- 前後タイヤの空気圧
- ブレーキシューの残量
- ブレーキレバーの引き具合
- フロントライトやテールライトの電池残量
- スマホホルダーがしっかり固定されているか
- ディレイラーに問題がないか(スムーズな変速)
特に雨の日の配達の翌日は入念にチェックを。
ブレーキシューがガッツリ減っているということはよくあります。
行きつけの自転車屋やバイク屋に持ち込むのもいいでしょう。
自分でやれることは自分でやったほうがいいですが、車両のメンテが甘いと自分がケガするのはもちろん、他人をケガさせることもあります。
メンテナンスは金を払ってその道のプロに任せたほうが安心なことも多いです。
有名なことわざですが、餅は餅屋(もちはもちや)といいますし。
その⑩水分補給は欠かさずに
自転車で配達していると相当な運動量になります。
バイクでもヘルメットの形状次第では結構暑くなりますし。
特に暑い季節になると、配達中の熱中症が心配です。
ずっと外にいるわけですから相当体力も使いますもんね。
これは自分自身のバイクでの配達の実体験ですが、冬なんか500mlのペットボトル1本でも余るくらいなのに、気温が30℃近いと500mlのペットボトル2本とか余裕で消費します。
水分補給は欠かさずに。
くれぐれも無理はしないでね。
あと2019年夏まで筋トレ勢だった自分としては、ドリンクとしてBCAAもオススメしてます。
筋肉疲労を和らげ、筋肉の回復を早める効果があるので、長距離自転車こいでも脚が疲れにくいですよ。
かたぴ
まとめ
- 料理をこぼさない
- お届け先の住所をよく確認
- 挨拶をしっかり
- モバイルバッテリーは必ず持参
- 通話のできるスマホを使う
- 歩行者の多い道は最徐行
- スマホホルダーを使う
- 水分補給は欠かさずに
- 定期的な車両のメンテナンス
以上、Uber Eatsの配達時に気をつけることについて解説してきました。
これら気をつけることというのは、何度も配達するから分かることもあれば、まぁ当たり前よねっていうのもあります。
改めて、自分自身の配達を見つめ直すきっかけになってもらえたらいいな、と思います。
効率よく、楽しく、安全な配達を!